2014年09月26日更新
キリスト教徒とイスラム教徒の若者たちから成るグループ、「ドメニコ・サビオとドン・ボスコ」はリベリアで、首都モンロビアの周りの農村部の人々をエボラ出血熱から守るため、献身的活動を続けている。致死率の高いウィルスに打ち勝って治癒するケースが出てきていることが、若者たちを勇気づけている。 若者たちは難しい社会環境の中で活動している。人々は政府を信用せず、エボラが存在せず、保健省が資金を着服しようと...続きを読む
エボラ出血熱に苦しむ人々のために 1854年、イタリアのトリノは、コレラの流行によって多くの犠牲者を出した。特に、誕生してまもないサレジオ会のオラトリオ(子どもたちが学び、遊ぶセンター)のあった郊外の貧しい地域は大きな打撃を受けた。そのときドン・ボスコは、感染の恐れから取り残されてしまった病人を助けようと青年たちに呼びかけ、多くの若者が応えた。扶助者聖母の保護のもと、青年たちは一人も感染し...続きを読む
2014年09月25日更新
「皆さんは、ドン・ボスコ自身がきっと行ったにちがいないことを行っています」 9月8日、シエラレオネ、フリータウンのサレジオ会共同体は、エボラ出血熱によって孤児となった子どもたちのため、新しい受け入れセンターを開設した。その日の午後、夕の祈りの前に、サレジオ会のフェルナンデス総長はスカイプを通して共同体の院長ホセ・アンドラーデ・ウバルディーノ神父ら現地のサレジオ会員と対話、そ...続きを読む
「事態を悪化させる恐れ、パニックをしずめるために」 シエラレオネ、フリータウンのサレジオ会共同体の院長ウバルディーノ・アンドラーデ神父は、エボラウイルスについて語った。「これほどの深刻な事態の中でさえ、深い神の体験の時があります。世話をしているストリートチルドレンの一団を私たちの修道院に迎えたとき、家じゅうにいのちと幸せが充満したようでした。……」 現地では、さまざまな修道会が...続きを読む
2014年09月24日更新
サレジアン・シスターズFMAの第23回総会が9月22日、ローマで開幕した。総会のテーマは、「青少年とともに福音宣教する家である」。 イヴォンヌ・ランゴア総長の導きのもと、世界各地から200名近くの総会議員が集う開会式には、教皇庁奉献生活・使徒的生活会省長官のジョアン・ブラズ・デアヴィズ枢機卿、サレジオ会総長アンヘル・フェルナンデス・アルティメ神父、サレジオ会最高評議員数名も列...続きを読む
199年前の今日、一人の子どもが世に生まれました。まさにこの山々の懐に、ジョヴァンニ・メルキオール・ボスコは、素朴な農民の家庭の子どもとして誕生しました。 今日、この歴史的出来事の200周年を開始する私たちは、神に深く感謝します。歴史、ベッキを形づくるこの山々の生きた歴史に介入することによって神が行われたみわざに、感謝をささげます。 サレジオ会会憲の第1条は述べています。「わたしたちは、聖フ...続きを読む
2014年09月02日更新
日本の副管区長山野内マリオ神父率いる18名のサレジオ会員は、8月18日から29日にかけ、フランス、イタリアのサレジオ会ゆかりの地を巡礼した。フランスでは、修道会の保護者聖フランシスコ・サレジオにゆかりのアヌシ―を巡礼。イタリアでは、サレジオ会の創立者、今年から来年にかけ生誕200周年が祝われている聖ヨハネ・ボスコの活躍したトリノと生まれ故郷のコッレ・ドン・ボスコ周辺を訪れた。29日最終日、バチカン...続きを読む
教区長として引退した後、京都で「望洋庵」を開き、若者の育成に取り組む溝部脩司教が、日本からの12人のボランティアと共に、東チモール、ファトゥマカのサレジオ技術専門学校を訪れている。若者たちは9日間にわたって現地を見学、生活を体験し、人々と交流する。 一行はファトゥマカのサレジオ会支部の院長、ヴィルジリオ・ドカルモ神父らに迎えられ、歓迎のしるしとして、チモールの伝統的な織物で作った帯を贈られた。ボ...続きを読む