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サレジオ会 日本管区 Salesians of Don Bosco

日本管区サレジオ会員、ローマ巡礼


日本の副管区長山野内マリオ神父率いる18名のサレジオ会員は、8月18日から29日にかけ、フランス、イタリアのサレジオ会ゆかりの地を巡礼した。フランスでは、修道会の保護者聖フランシスコ・サレジオにゆかりのアヌシ―を巡礼。イタリアでは、サレジオ会の創立者、今年から来年にかけ生誕200周年が祝われている聖ヨハネ・ボスコの活躍したトリノと生まれ故郷のコッレ・ドン・ボスコ周辺を訪れた。29日最終日、バチカンやローマ市内を巡った一行は、空港に向かう前の数時間、ローマのサレジオ会本部に総長アンヘル・フェルナンデス・アルティメ神父を訪ねた。

 一行は総長を囲み歓談する機会をもち、フェルナンデス総長は、熱心に会員の話に耳を傾けた。
 フェルナンデス総長は、サレジオ会として第27回総会が識別した歩み、ドン・ボスコに倣い、若者が私たちを必要としているところ、貧しく疎外された若者のいるところへ向かう道を歩まなければならないと語った。ドン・ボスコの精神に忠実に歩むため、現状に留まることなく、変化に開かれていなければならない。

 ドン・ボスコのように徹底的にキリストに従いたいという意識を持つこと、いつもそれを自分に問いかけるのは良いことであり、周りの会員とそのことを分かち合いながら、勇気をもってその歩みを続けてください、と総長は勧めた。日本のサレジオ会員の皆さんは、日本の顔をもったドン・ボスコであってほしい、同時にヴァルドッコのスタイルのオラトリオの心を持たなければならないと、フェルナンデス総長は巡礼者たちに語りかけた。

(オーストララジア メールニュース#3502 -イタリア・ローマ- 2014年8月30日)

フェルナンデス総長と会合

フェルナンデス総長と会合

ドン・ボスコ像を囲んで

ドン・ボスコ像を囲んで

昼食前に総長に歌をプレゼント

昼食前に総長に歌をプレゼント