サレジアン・シスターズ第23回総会の開幕
サレジアン・シスターズFMAの第23回総会が9月22日、ローマで開幕した。総会のテーマは、「青少年とともに福音宣教する家である」。
イヴォンヌ・ランゴア総長の導きのもと、世界各地から200名近くの総会議員が集う開会式には、教皇庁奉献生活・使徒的生活会省長官のジョアン・ブラズ・デアヴィズ枢機卿、サレジオ会総長アンヘル・フェルナンデス・アルティメ神父、サレジオ会最高評議員数名も列席した。
サレジオ会のフェルナンデス総長は当日の朝から参加し、ミサを司式した。開会式は10時に始まり、聖霊を呼び求める祈りがささげられ、ランゴア総長、ブラズ・デアヴィズ長官、フェルナンデス総長があいさつを行った。
フェルナンデス総長はあいさつの中で、ドン・ボスコ生誕200周年という歴史的な時、また、まもなく「奉献生活年」が始まろうとするこの時に開催される総会に歓迎の意を表し、総会がFMA会員の使徒的熱意を刷新し、また、教皇の招きと会のカリスマに即し、「貧しい人々、最も小さな人々を世話するという、サレジアン・シスターズにゆだねられた使命の領域」に、新たな活力をもたらすことを確信していると、語った。
フェルナンデス総長は、兄弟愛について強調し、兄弟愛が「真に『福音宣教する家』になろうとするあらゆる試み、若者のために行うあらゆる永続的な選択」の土台であると述べ、また、聖霊の導きにゆだねるよう総会議員に呼びかけ、全サレジオ家族の祈りによる支えを約束した。
サレジオ家族の各グループ代表からのメッセージにつづき、第23回総会23rd General Chapterの開幕が正式に宣言され、FMA修練生の歌うマリアへの歌をもって開会式は、締めくくられた。
(ANS – イタリア・ローマ 2014年9月22日)
http://www.infoans.org/1.asp?sez=1&doc=11356&Lingua=2