2025年12月30日更新
総長メッセージ(Bollettino Salesiano 2026年1月) 私たちの人間性への挑戦 私たちを見えない、聞こえない者にしてしまう富 ルカの福音書第16章19~31節にある金持ちと貧しいラザロのたとえ話は、単に物質的富の公平な配分の物語にとどまりません。人間の在り方の中心を貫く物語で、私たちを動揺させる問いかけを突きつけます。本当のところ、所有者...続きを読む
総長メッセージ(Bollettino Salesiano 2025年12月) クリスマスの岩屋―天が地上と出会うところ クリスマスの神秘は「愛の物議」と共に始まります。ご自身を小さき者にする大いなる御方。それは詩的イメージではなく、人類の歴史における最も衝撃的な現実です。 無限の方である神が、限りある者になることを選びます。全能の方が、話すことも、歩くことも、...続きを読む
2025年11月11日更新
総長メッセージ(Bollettino Salesiano 2025年11月) ファリサイ人の食卓から奉仕職の心へ 聖ルカの福音書第14章は、イエスが一人の権威あるファリサイ派の人の家での食事に招待されたという話を伝えています。イエスは世間的な打算とうわべだけの宗教的振る舞いに満ちた場所に入って行きます。そこでは、晩餐は人間的野心の舞台となり、客人たちは自分の地位と重みを表す席を占めよう...続きを読む
2025年10月15日更新
2026年2月8日、東京カテドラルにて「サレジオ会来日100周年記念ミサ」が行われます。 この機会に、サレジオに関わる皆さまから写真を集め、100周年公式ロゴをかたどった モザイクアート を制作いたします。 完成した作品は、記念ミサ当日に会場で奉納・展示され、また後日、デジタル版としても公開予定です。 【対象】 • サレジオ会員(司祭・修道者) • サレジオ家族の皆さ...続きを読む
2025年10月02日更新
総長メッセージ(Bollettino Salesiano 2025年10月) 神の愚かさ~「暗闇のなか種蒔く」人~ 共観福音書で語られる種を蒔く人のたとえは、キリスト教のメッセージを力強く根本的に表すイメージです。一見すると、神のみことばの様々な受け取られ方についての単純な寓話のように思われるかもしれません。しかし、もっと深く見てみると、ことに教育や司牧のプロセスに当てはめて...続きを読む
2025年09月23日更新
今年度の「福音宣教の日&チマッティ・デー」が、下記の通り行われます。 今年はサレジオ会の最初の宣教師がアルゼンチンに派遣されてから150周年に当たります。 また、日本のサレジオ会は、来年2026年2月8日に来日100周年を迎えます。 サレジオ会の宣教の原点を振り返りながら、青少年のために、青少年と共に、未来に向かって歩みを進めるためのひ...続きを読む
2025年09月17日更新
総長メッセージ(Bollettino Salesiano 2025年9月) ゆるしと無償性の預言者 ニュースが日々、衝突、戦争、憎しみの見聞を伝える今の時代、キリスト者である私たちにとって、大きな危険があります。出来事の政治的レベルにとどまる解釈に取り込まれてしまう、あるいは私たちのものの見方や現実のとらえ方によって、議論の一方の側に付くことに終始するという危険です。 真福八...続きを読む
2025年08月03日更新
私たちの兄弟会員 神学生マキシミリアノ・マリア・コルベ荒川譲二(33歳、 誓願6年)は、 8月3日(日)3時25分、聖ヨハネ会 桜町病院(東京)にて、肝細胞癌のため、御父のみもとに召されました。 生前のご厚誼に深く感謝申し上げますとともに、故人の永遠の安息を祈りつつ、謹んでお知らせいたします。 なお通夜、葬儀ミサ・告別式の日程は下記の通りです。 【通夜】 日時:2025年8月5日(火) ...続きを読む
2025年07月31日更新
サレジオ会来日100周年にあたり、テーマソングができました。 2026年2月8日の来日に向けて皆さんと一緒に歌っていきたと思います。 下記サイトに音源、楽譜があります。ぜひ、ご覧ください。 ...続きを読む
2025年07月01日更新
総長メッセージ(Bollettino Salesiano 2025年7~8月) フィリポ症候群とアンデレ症候群 ヨハネによる福音書第6章4節から14節には、パンの増加のことが語られていますが、私が黙想したり、この部分について解説したりするたびに、しばらくの間立ち止まって振り返る点があります。 すべては「大勢の」空腹の群衆の前で、イエスが弟子たちに、人々に食べさせる任務を...続きを読む