EAO 太平洋の新しい委任地区へようこそ
(ANS – 2016年6月6日 ローマ本部)
http://www.infoans.org/en/sections/news/item/1121-rmg-pacific-delegation-officially-established
サモア、ニュージーランド、フィジー、新たな委任地区に
総長の発令(5月31日)をもって、太平洋委任地区(オーストラリア管区)が正式に設立された。設立の歩みは総長のオーストラリア管区訪問(2015年5月)に始まり、この12か月にわたって、オーストラリア-太平洋管区全体で多くの諮問が行われた。オーストラリア-太平洋管区内の3か国(フィジー、サモア、ニュージーランド)から成る新たな委任地区は、2017年1月1日、最初の委任地区長の就任をもって正式に発足する。
現在、委任地区は、サモアの2つの共同体(ウポル島のアラフア、サヴァイイ島のサレレロガ)、フィジーの1つの共同体(スヴァ)、ニュージーランドのオークランドの2つの拠点(マッシーとアヴォンデール)から成る。
5つの小教区(サモア3、ニュージーランド2)、2つの技術訓練校(サモアのアラフアとサレレロガ)、オークランドの2つの小教区付属小学校、4つの養成拠点(アラフアとスヴァの志願期‐修練準備期‐修練期‐ポスト・ノビスのための養成支部)、そして間もなく引き受けるフィジーの小教区とユースセンターで、サレジオのカリスマは多様な形で表現されている。また、サレジアニ・コオペラトーリや同窓会など、サレジオ家族のグループも少しずつ成長している。
同委任地区の設立によって、この太平洋3か国のサレジオ事業の全体的成長が促進されるだろう。また、使徒的奉献生活と使命のためのより良い連携調整と活気づけも期待される。
現在、30人ほどのサレジオ会員がこの3か国で暮らしている(オーストラリア管区の全サレジオ会員96名のうち)。サモア、オーストラリア、フィジー、トンガ、インド、ミャンマー、ベトナム出身と、会員の国籍は多様である。今、修練生はいないが、サモアで、6‐7名の修練準備期の志願者が2017年に修練に入る準備をしている。また、スヴァ支部にもフィジー出身の志願生が久しぶりに受け入れられている。
新しい委任地区へようこそ! 太平洋におけるサレジオ会カリスマの成長を担う責任の成長を祝います! Talofa Lava!
※アメリカン・サモアの政府公式サイトによると:「Talofaは ‘Si o ta alofa atu’ の省略で、‘私の愛をあなたに差し上げることは私にとって幸せ、喜びです’の意味。 ’Talofa lava!’ と答えるなら、愛と親しさを込めて相手に同じ気持ちを返すことになります。」