2018年シノドス「若者」を語ろう!
「若者」を語ろう!
2018年司教シノドス「若者、信仰、そして召命の識別」に向けて
By サレジオ会総本部 青少年司牧部門
(Boscolink – 2017年6月17日 サレジオ会総本部)
http://www.bosco.link/index.php?mid=webzine&document_srl=23068
ローマ総本部の青少年司牧部門より、兄弟的あいさつとお祈りを申し上げます。
来たる2018年のシノドス(世界代表司教会議)「若者、信仰、そして召命の識別」は、教会と若者にとって大きな祝福です。シノドスを準備するため、すべての教区に準備文書と共にアンケートが送られます。文書が提案する統計、現状の評価、活動の分かち合いは、私たちの考察と将来の活動のためにきっと‘跳躍版’となってくれるでしょう。
サレジオ会として、全教会が若者に耳を傾ける歩みへと向かう中、起きていることを目にしながら傍観者でいることはできません。たいへん‘サレジオ的’なテーマであるため、教皇フランシスコは2017年5月19日、総長アンヘル・フェルナンデス・アルティメ神父との謁見で、この歩みにおいて積極的で意味深い役割を果たしてほしいと私たちに呼びかけました。
準備文書の作成にサレジアン(サレジオ会3人、サレジアン・シスターズ1人)が参加したこともまた、教会による認知、教会への責任のしるしです。そこで、アンケートに効果的に応えるため、若者の集いを開く具体的取り組みを行うようにお願いしたいと思います。それぞれの教区にアンケート結果を送ると同時に、青少年部門にも結果を送付するようお願いします。2017年10月24日まで、パトリック神父(paalexander@sdb.org)へお送りください。アンケートの結果は2017年のEAO東アジア・オセアニア地域会議でも、分かち合い、話し合うために取り上げることになります。
もう一つの機会として、2017年6月14日から始まったオンライン・アンケート調査があります。次期2018年司教シノドスを視野に、16歳から29歳までの世界の若者に向けたもので、5か国語で行われています(イタリア語、スペイン語、英語、フランス語、ポルトガル語)。オンライン・アンケート調査は11月まで開設されています: http://youth.synod2018.va
★シノドス2018の資料(シノドス準備文書、若者への質問など)は、カトリック中央協議会ウェブサイト「世界代表司教会議(シノドス)第15回通常総会 準備文書」で入手できます。
https://www.cbcj.catholic.jp/2017/06/20/13997/
英語版はBOSCOLINKで入手できます:
http://www.bosco.link/index.php?mid=resource&document_srl=23046
<質問> (一部抜粋)
a)若者、教会、社会
1. 教会は、どのような方法で、若者の現実に耳を傾けていますか。
2. あなたの国または諸国で、今日、若者にとっての最大の挑戦および最も重要な機会は何ですか。
3. どのような若者の集まりの種類と場(制度化されるか否かにかかわらず)が、教会「の中で」大きな成功を収めていますか。なぜですか。
4. どのような若者の集まりの種類と場(制度化されるか否かにかかわらず)が、教会「の外で」大きな成功を収めていますか。なぜですか。
5. あなたの国または諸国で、今日、若者が教会に真に求めているのは何ですか。
6. あなたの国または諸国で、若者が教会共同体の生活に参加するには、どんな参加の可能性がありますか。
7. 教会にあまり行かない若者と、どうやって、またどこでつながりを持つことができますか。
b) 若者のための召命司牧プログラム
8. 家族および共同体は、どのように、若者の召命の識別に関わっていますか。
9. 小・中・高等学校、大学、または他の(民間あるいは教会の)教育機関は、どのように、召命の識別における若者の養成に貢献していますか。
10. デジタル世界の発展の結果として生じた文化的変化をあなたはどのように考えていますか。
11. ワールドユースデーや他の国内、国際イベントは、通常の司牧活動にどのように組み込まれていますか。
12. あなたの教区は、若者のための召命司牧プログラムをどのような形で計画していますか。
c) 若者に寄り添う司牧従事者
13. 聖職者と他の養成者は、各個人への霊的指導をどのくらいの時間、どのような方法で、行っていますか。
14. どのような養成のための取り組みと機会が、召命司牧指導のために行われていますか。
15. どんな個人指導が神学校で行われていますか。
d) 地域別の質問(アジアとオセアニア)
a. 非カトリック信者による宗教的集まりは、どうして、そしてどのように、若者を引き付けているのでしょうか。
b. 地域文化の価値観は、民間信心に重きを置きながらも、どのように、キリスト教の教えと結び付いていますか。
c. 特にメディア、スポーツ、音楽などにおいて、若者のための司牧活動ではどのような言葉が使われていますか。