若者シノドス サレジオの香りのシノドス
(ANS – 2018年9月24日 バチカン市国)
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2018年10月3日から28日にかけて、世界代表司教会議(シノドス)第15回通常総会が「若者、信仰そして召命の識別」をテーマに、バチカンで開催される。このシノドスについて、ベネズエラ、ラ・グアイラのラウル・ビオル・カスティジョ司教SDBは「サレジオの香りのシノドス」と語った。実際、これに同意せずにはいられない。一つは、選ばれたテーマが明らかに若者の司牧的同伴に、すなわちサレジオのカリスマの根源そのものに関わっているため;そして、幅広く16人に及ぶサレジオ会員が会議に参加するためだ。16人は、大きな重要性をもつこの教会の会合に参加するため、さまざまな形で選ばれた。
シノドスの教父に加わるサレジオ会員は、修道会総長連合(USG)によって選ばれたサレジオ会総長アンヘル・フェルナンデス・アルティメ神父;特別な任命として、教皇によって直接任命された4人の教皇代理議長の一人、ヤンゴン(ミャンマー)の大司教チャールズ・マウン・ボー枢機卿;2人のシノドス特別書記官の一人、ロッサーノ・サラ神父。
それぞれの司教協議会によって選出され参加するサレジオ会員は、アワサ(エチオピア)の使徒座代牧区長、モンシニョール・ロベルト・ベルガマスキ、エベビイン(赤道ギニア)のミゲル=アンヘル・ングエマ・ビー司教、ジャボティカバル(ブラジル)のエドゥアルド・ピニェイロ・ダシルバ司教、バコロド(フィリピン)のパトリシオ・ブソン司教、ディリ(東ティモール)のヴィルジリオ・ドカルモ・ダシルバ司教、リスボン(ポルトガル)のジョアキム・アグスト・ダシルバ・メンデス補佐司教、パッサウ(ドイツ)のシュテファン・オスター司教、ケレマ(パプアニューギニア)のペドロ・バケーロ司教。
教皇庁によって任命された参加者の中には、モンテビデオ(ウルグアイ)の大司教ダニエル=フェルナンド・ストゥルラ・ベルウェ枢機卿、そしてゲント(ベルギー)のルカ・バンロイ司教。
常任評議会の評議員として、テグシガルパ(ホンジュラス)のアンドレス・ロドリゲス・マラディアガ枢機卿。 そして、教皇庁立サレジオ大学トリノ校の教義神学教授、アンドレア・ボッツォーロ神父、ドン・ボスコ・センター(フィリピン)の司牧部門を率いるカテキスト、レナート・デグスマン神父。
サレジオ家族から参加しているのは、サレジアン・シスターズから、ケニアの困難な状況にある若者のために司牧活動を行うシスター・ルーシー・ムトーニ・ンデリと、教皇庁立教育学研究所Auxiliumの経済学教授、シスター・アレッサンドラ・スメリッリ。
若者について話し合うシノドスにサレジオ家族からこれほど多くの参加者がいることは、サレジオの良い実践を教会の中に広め、またシノドスの考えや結果をサレジオ家族が取り入れる促しとなるだろう。