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サレジオ会 日本管区 Salesians of Don Bosco

インタビュー 椿 拓哉修道士


 

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By Boscolink特派員

(Boscolink – 2017年11月24日 東京)
http://www.bosco.link/index.php?document_srl=27457&mid=webzine

22歳のルカ椿拓哉修道士はおそらく、東アジア・オセアニア地域で最年少のサレジオ会修道士だろう。東京・調布の養成支部の一員として、明星大学に通う3年生だ。椿修道士は、司祭への道を歩む井口真樹神学生(関連記事参照)と共に、2017年3月25日に初誓願を立てた。椿修道士は中学・高校の6年を過ごした四日市サレジオ志願院出身。

 

椿さんにとり、サレジオ会修道士であることの喜びは?

 私はまだ学生で、活動のレベルでは、サレジオ会修道士と神学生の違いは把握しづらいです。  奉献された者としては、祈りと活動における神との関係を通して、生活の中に神がおられるのを感じるとき、喜びを感じます。具体的には、毎朝の黙想、ミサ、毎月の生活の振りかえりと告解。それは自分の修道生活の出発点であり、中心です。また、若者と一緒にいるとき、それから個人的に困難の中で助けてくださるとき、神は喜びをくださいます。

サレジオ会修道士として模範にしている人はいますか?

 私は調布のサレジオ会員の中でいちばん若いので、(2番目に若い)竹下尚克修道士を近い存在に感じます。毎日、毎週、竹下さんが喜んで仕事に打ち込んでいるのを、また、日本管区全体のための、竹下さんの広報の仕事の具体的な実りを目にしています。それから、須藤哲史修道士は私たちポストノビスのグループのアッシステンテです。須藤さんの姿を見て、「1日24時間若者たちと一緒にいること」だけがサレジオ会召命を生きる道ではないと、生まれて初めて具体的にわかりました。青少年司牧に直接たずさわっていなくても、須藤さんは日々の務めに一貫して献身的に打ち込んでいます。私たちのアッシステンテ-養成者として、またサレジオ高専(育英学院法人事務)のスタッフとして働いています。

修道士がいないにもかかわらず完成されたサレジオ会共同体を想像できますか?

 多くの高齢の会員がいる私たちの管区の現実を前にしながらも、修道士の若い世代もまた、多くの共同体にいるわけではありませんが、成長しています。ドン・ボスコの伝記を読んだり、その生涯について聞いたりすることを通して、いつも修道士がいなければならないと知っています。それが理想です。サレジオ会修道士の存在によって、サレジオの使命はもっと効果的な、より完全なものになると思います。自分の将来のことはまだわかりませんが、自分の務めは神学生や司祭ができないことをすることだと思います。それが私の仕事になるでしょう!

教会の中でサレジオ会修道士の召命がより目に見えるものになるには、どうしたらいいでしょうか?

 新たに誓願を立てたサレジオ会員として、私はまだ広い世界を見ていません。そのため、2018年のEAOサレジオ会修道士大会での分かち合いにとても期待しています。開かれた心で、ベトナムで行われる大会に参加したいと思います。日本のカトリック教会固有の状況の中で、多くの人は霊的な支えをいまだに司祭(だけ)に求めます。サレジオ会修道士として、私は人々のより近くにとどまり、奉献されたサレジオ会信徒修道者としての自分の立場から助けることができます。

椿さんの場合、サレジオ会員としての召命の識別はどうでしたか?

 小学生のころから四日市の志願院のときまで、特に最後の年(高3)、司祭になるという夢しかありませんでした。調布の養成支部に入ってから最初に感じたのは、司祭になる前に本物のサレジオ会員にならなければ、ということでした。

 修練期を始めたころ、サレジオ会司祭になることしか考えていませんでした。しかしそれから、若者のための使命を通して神に奉献されるサレジオ会員になることを考えながら、光を与えられました:司祭は、叙階のヒエラルキーの段階を通らなければなりません。でも私は、若者や信徒の人たちと同じレベルに留まることに、より心を惹かれました。こうして識別のプロセスの中で、司祭職の奉仕の務めは自分の道ではないと思うようになりました。

 私の修練長は、サレジオ会員としての自分のスタイルを見いだすようにと勧めてくれました。この面談の後、私は喜び、落ち着き、平安を感じました。管区長にあてた初誓願の申請の原稿を提出したところ、私の文章を見てくれた岡道信神父様は私に言いました:「はっきりしていないね。『司祭になりたい』としか書いていない。」岡神父様の言葉によって、私はもっと真剣に決めなければならないと気づきました。それからはっきりと書きました:サレジオ会修道士になりたい、と。すると岡神父様は預言の言葉を言ってくれました:「君が司祭になったら私はうれしい。でも、サレジオ会修道士になったら、もっとうれしい。」それは、神父様が倒れる前の最後の勧めの言葉でした。今、岡神父様は、桜町病院に入院して10か月になります。

2018年の大会でほかのサレジオ会修道士からどんなことを聞きたいですか?

 第一に、私たちの周りのサレジオ会修道士の実例は少数です。同じサレジオ会員としての生活と使命を修道士たちがどのように生きているのかを知りたいし、また個人的にも知り合いになりたいです。ほかの管区の修道士たちと友達になりたいです。去年、修練生として、セブの諸管区合同の修練院でひと月過ごしたとき、すでに何人かに会いました。

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