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サレジオ会 日本管区 Salesians of Don Bosco

アンゴラ 人々の人生を変えるために


 

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アンゴラ 人々の人生を変えるために献身する サレジオ会修道士

(ANS – 2016年8月18日 アンゴラ・カルリ)
http://www.infoans.org/en/sections/news/item/1568-angola-a-salesian-who-has-dedicated-his-life-to-changing-the-lives-of-the-angolan-people

 アンドレス・ランディシは74歳のサレジオ会修道士、アンゴラで29年生活してきた。出身はアルゼンチンのパラナ。若いころにサレジオ会宣教師になることを志し、初めはアルゼンチンで、その後、血みどろの戦争と貧困の嵐に見舞われていたアフリカで、多くの若者たちを教育し、より良い将来をひらく道具を身につける支援に献身してきた。

 アンドレス修士はアンゴラ各地の村で働いてきたが、1年余り前からカルリ村に暮らしている。「カルリにはたくさんの鳥の住む森や、バナナ、コーヒーの農園があります。アンゴラの中でも豊かな土地です。」 アンゴラは1975年までポルトガルの植民地だった。人々はポルトガル語を話すが、村ではキンブンドゥ語を話す。

 「最初の15年間は大変でした。主に戦争のためです。宣教事業を始めたとき、サレジオ会宣教師は10人、全員外国人でした。現在、サレジオ会員は100人になり、そのうち外国出身者は25人だけです。地元出身のサレジオ会員は、私たちの働きの実りです。彼らは私たちの後に続いてくれています。神様の祝福です。」

 困難の時も数々経験したアンドレス修士は、それでも選んだ道を後悔したことはないという。脳マラリアにかかり、危うく命を落としかけたこともある。ひと月入院し、そのうち10日間は集中治療室にいた。「アンゴラを後にすることを考えたこともありますが、一時的な思いにすぎませんでした。」

 カルリでは、早朝に起き、ミサにあずかり、学校で教えている。

 経験した悲しみの時も思い出される。戦争のため人々が見捨てた村で、死者を埋葬しなければならなかったこと。襲撃を受け、火を放たれた村で、その2日後に、大やけどを負いひどい苦しみの中にある7歳の少女を見つけたときのこと。幸いサレジオ会員たちは少女を救い出して手当し、別の町の病院に運ぶことができた。少女は2、3か月で何とか回復した。「辛い経験の日々でした」とアンドレス修士は言う。

 アンドレス修士は現在、最近倒れた95歳の母親のため、故郷のパラナに戻っているが、母の回復を待って、再びアンゴラの若者のため、より良い世界を希望する仕事を続ける。