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サレジオ会 日本管区 Salesians of Don Bosco

み心の信心の祭日に当たって


ドン・ボスコがとても大切にし、サレジオ会の伝統になくてはならないイエスのみ心の祭日は、この信仰年に、またドン・ボスコの生誕200周年の準備のこの時に、特別な意味を持ちます。ドン・ボスコはみ心への大きな信心をもっていました。「イエスのみ心のうちに、私たちは神の愛の本当の温かさを頂きます。自分たちのためだけでなく、人々と分かち合うためにも。」ドン・ボスコはよくこのように語っていました。ドン・ボスコにとって、この信心の具体的な表現は頻繁にゆるしの秘跡とミサにあずかることを意味しました。これらの柱の上に教育事業は支えられ、予防教育法は生かされるとドン・ボスコは確信していました。

 

ドン・ボスコは晩年、ローマのみ心大聖堂の完成を教皇レオ13世に依頼され、引き受けました。大聖堂の建設は1870年に教皇ピオ9世によって始められましたが、後に再開され、ドン・ボスコの粘り強い働きによって数年のうちに完成しました(1880‐1887)。ドン・ボスコにとっては大きな犠牲を伴う事業でした。

(ANS – ローマ)

http://www.infoans.org/1.asp?sez=1&sotsez=13&doc=9293&lingua=2