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サレジオ会 日本管区 Salesians of Don Bosco

「エネルギーいつまでも」サレジオ諸団体の最終声明


 

 

(ANS – 2019年12月10日 ローマ総本部)
http://www.infoans.org/index.php?option=com_k2&view=item&id=9373:rmg-energy-forever-salesian-institutions-publish-their-final-declaration&Itemid=1680&lang=en

 2019年11月26、27日にローマで開催され、無害で再生可能なグリーン・エネルギーについて話し合われたサレジオの国際会議、「エネルギーいつまでも」の終わりに、世界20か国余りから参加したNGO、宣教事務局、サレジオ諸団体の代表は、会議を率いたサレジオ会の財務顧問、サレジオ会修道士ジャン=ポール・ミュラー修士、宣教顧問、ギジェルモ・バサニェス神父と共に、最終声明を起草し、これに署名した。声明には、「共に暮らす家」を世話するという観点から被造世界を守るため、具体的な取り組みが挙げられている。サレジオ世界は、被造世界が「共に暮らす家」であると全面的に受けとめており、それは今に始まったことではない。

 「私たちのもとに来る若者たちにとり、それは生き延びることそのものです」と、気候変動に触れながらジャン=ポール・ミュラー修士は言う。長年にわたり、サレジオ会は環境問題に注意を向けてきた。「DON BOSCO GREEN ALLIANCE(ドン・ボスコ緑の連合)」運動は、教育、意識化を通してこのテーマに取り組んできた。サレジオの組織や諸管区は、公害を減らし、リサイクルを促進し、太陽エネルギーの活用を広める具体的な実践を採り入れている。回勅「ラウダート・シ」は、この取り組みを後押してくれるものとなった。

 そのため、この11月、総本部財務部門と宣教部門は、会議「エネルギーいつまでも」の開催を推進した。

 「会議のタイミングは完璧です」とバサニェス神父は言う。「この話題は、第28回総会のテーマ 『今日の若者のため、どのようなサレジオ会員に?』と完全に調和しています。」11月27日に閉幕した会議は、若者たちが私たちに願うように、教皇フランシスコのいう「気候の緊急事態」に早急に注意を向けるよう、全サレジオ会に求める声明を発表した。

会議の最終声明、呼びかけの全文(English)

★DON BOSCO GREEN ALLIANCE(ドン・ボスコ緑の連合)サイト 
 https://donboscogreen.org
(すでに200以上のサレジオの団体が参加)