YCC 2013 「信仰~出会いの恵み~」
3月24日(日)から27日(水)、今年で12回目となるYouth Catholic Camp(YCC)が、宮崎県日南市にある日向学院海の家で行われました。九州のカトリック学校(中高)に呼びかけ、今回も福岡・熊本・鹿児島・宮崎から40名の中高生が集まりました。 初日は班活動、食事、レクリエーションを通してお互いが打ち解け合う時間を過ごし、2日目、3日目の午前中にはカテケージス(講話)と真剣な分かち合いをし、午後には近くにある浜辺や旧小学校の体育館でたっぷりと遊び、夜もQ&A、そして発表、光の集いと、充実したプログラムが組まれています。また若者らしい歌を交えたミサ、沈黙のうちに大自然に身をゆだねる朝の黙想、3日目夜の光の集いなど、工夫された典礼・祈りの時間もYCCの大きな特長の一つとなっています。今年もまた、事故やケガもなく、楽しく有意義な時を過ごすことができました。 今回のテーマは「信仰~出会いの恵み~」としました。信仰年に合わせて、信仰とは?何を、なぜ信じるのか?というテーマに取り組んでいる私たちですが、信仰とは私たち一人一人が体験する出来事の中にある神様との出会いのチャンスに気づき、それに応えていくことであるという視点を軸に、福音書の中で描かれるイエス様と出会った人の物語をグループごとに読み、分かち合い、自分と神様との出会いと重ねることで深めていきました。人との出会い、神様との出会いというものが与えられた恵みであるということ、その出会いを体験した人は変わっていくということが、各班の中間発表、そして劇形式で行われた最後の発表に表れていました。 毎年おいしい食事を準備してくださる宮崎教会等のボランティアの皆さんをはじめ、このキャンプを陰で支えてくださったすべての方々に感謝したいと思います。ありがとうございました! (Fr.S.M)