WYDとサレジオ青少年運動世界大会まであと一月
第28回ワールド・ユース・デーとサレジオ青少年運動SYM世界大会まで、残すところ1か月となった。サレジオ会のチャーベス総長はインタビューに答え、ブラジルのSYMの若者たちと思いを分かち合った。
─神父様の出身地域であるラテン・アメリカの国で行われる大会に何を期待されますか。
WYDの中のSYMの大会は、準備にすべてかかってきます。2年前のマドリッドのSYM大会はよく準備されていて、とてもよい集いになりました。なぜなら、若者たちは本当に積極的に参加し、そこにサレジオらしい雰囲気が満ちていたからです。この体験から、リオデジャネイロでのSYMの大会も、サレジオの若者の霊性の特徴をもつ、強い霊的体験になると思っています。
─各国で進められている集いの準備はどうでしょうか。
各管区でとても良い準備が進められていると思います。例えばヨーロッパでは、ほとんどの若者は特に費用の問題があって直接参加できません。それでも、WYDとSYMの集いの準備が進められています。時差がゆるすかぎり、スカイプや衛生中継のテレビ放送を通して現地の私たちとつながることができます。最も多くの参加者がラテン・アメリカ諸国から集うと思います。いつも旅費の問題があり、特に今、私たちは経済危機に直面しています。いちばん大切なのは、各管区がそれぞれの国でSYMの集いを準備することです。
─SYMの集いに何を期待されますか。
この運動のもつすばらしい精神、そしてフランシスコ教皇が指し示している生き方に、若者たちがますます一致して生き、この運動の一員であるという意識が新たにされることを期待しています。2015年のSYM世界大会は、ベッキとヴァルドッコで8月に開かれます。ブラジルでの今年の集いは、そのすばらしい準備になるでしょう。
─集いを準備する若者にどのようなメッセージを送りたいですか。
若者の皆さんは、イエス・キリストへの信仰の喜び、すばらしさを、特にほかの若者たちに伝える使徒になってください。イエス・キリストだけが人生・いのちに意味を与え、幸せの源を確かなものにしてくださいます。主イエス・キリストへの信仰をあかししたいという望みに燃え立ってリオデジャネイロに来てください。
(ANS – リオデジャネイロ –ブラジル 2013年6月24日)