（Boscolink – 2017年11月10‐14日　ベトナム・クロン）http://www.bosco.link/index.php?mid=webzine&document_srl=27135
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By ベルナルド・ノラスコ神父, SDB、他

　東アジア‐オセアニア地域（EAO）の青少年司牧・広報担当者がベトナムのクロンの黙想の家に集い、10日午後から広報の会議が、最高評議会の広報顧問フィリベルト・ゴンザレス神父、秘書のパブロ・アブレウ神父と共に、青少年司牧担当者の会議は翌11日から、青少年司牧顧問ファビオ・アッタール神父と秘書のパトリック・アントニラジ神父と共に行われた。12日、主日のミサにはベトナムのヨセフ・グェン・バン・クアン管区長が駆けつけ、ミサを司式、同日午後には地域顧問ヴァツラフ・クレメンテ神父を迎えた。

　両部門の参加者はカンボジア、韓国、東チモール、パプアニューギニア‐ソロモン諸島、フィリピン南、フィリピン北、中国、ベトナム、オーストラリア、タイ、ミャンマー、日本から集った。

　それぞれの部門に分かれて前回の会議で決議された課題の実施状況を振り返り、各管区の取り組み、EAO地域の共通の課題、会全体としての方向性について分かち合い、意見が交わされた。12日と14日の午前中、両部門の担当者は一堂に会し、それぞれの指針について、基本となる文書を紹介する両顧問の講話、青少年司牧と広報の協力について現状を振り返り可能な取り組みを探るため、小グループに分かれての話し合いがあった。

　最後に、それぞれの部門の今後の優先的取り組み、両部門の協力の方向性について、各管区で取り組むEAO地域共通の事項が決議された。

　両部門の参加者は祈りとミサ、食事を共にして親交を深め、また13日午後には、近郊の高原の町ダラットの観光を共にした。ダラットでは精緻な刺繍の博物館、名物のバラの展示場、教区司牧センターの宣教資料館を見学、サレジオ会志願院で夕食、志願生の元気な歌声の歓迎を受けた。志願生たちは夕食後、ダラットの町のマーケット、湖周辺をガイドしてくれた。

　最終日の夜は、黙想の家の地域の少数民族、カホーの方々、若者が伝統の音楽と踊りを披露、会議参加者は地元の文化に触れ、サレジオ会が伝統文化を守りながら人々の生活向上を支援している様子を知ることができた。

　合同会議は、兄弟的な時を共にし、それぞれの管区の状況を分かち合い、EAO地域の豊かさ、共通の使命を確認し、互いに励まされる数日間となった。会議を支え、細やかに参加者の世話をしてくださったベトナム管区の皆さまに感謝。