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サレジオ会 日本管区 Salesians of Don Bosco

EAOボナノッテ3月:心からありがとう!


 

 

心からありがとう!

2020年3月1日/トリノ・ヴァルドッコ
https://www.bosco.link/buonanotte/56230

感謝の心で成長しながら……

 兄弟会員の皆さん、友人、サレジオ家族の皆さん!

 第28回総会の仕事の日々の中、ヴァルドッコから皆さんにごあいさつできることをうれしく思います。数週間後(3月16-20日)に新しい最高評議員が選挙で選ばれるので、これはおそらく、私が送る最後のEAOボナノッテになるでしょう。

 今日は、この18年の間に世界各地で、特にEAO東アジア・オセアニア地域の23か国で出会ったすべての兄弟会員、サレジオ家族の皆さん、信徒・ミッションパートナー、若者の皆さんと、私の感謝の心を分かち合いたいと思います。数え切れないほどの集会、イベント、研修会、インタラクティブな講話、グループや個人との会合がありました - いつも、耳を傾け、心から心へと分かち合い、共に夢見、ふりかえる、貴重な機会でした。皆さんの信頼、支え、そして喜びの時、苦しみの時を分かち合った多くのすばらしい時を、皆さんに感謝します。多くの祝祭、祈り、共同体の分かち合いに、心を開いて参加してくださり、ありがとうございます。

 十年たてば、山も川も変わる、という韓国のことわざがあります。2002年以来、EAO地域の何百ものサレジオ会員、サレジオ家族のメンバー、若者たちはどうでしょうか? かつて修練生で、今、修練長になっている人たちもいます。かつて実地課程生で、今、管区長の人もいます。それが、共に歩み、互いを豊かにし合う人生です。学生時代、何百回も朝の講話を聴いた人たちは今、家庭で、子どもたちとボナノッテを分かち合っているかもしれません - こうして物語は続いていきます。少しの間、皆さんの人生の物語の一部になれたことを、感謝します。

 あなたの家、故郷はどこですか? これは、皆さんと出会った各地で、いちばんよく訊かれた質問の一つです。私の最も頻繁な答えは - 「私の家、本籍地はドン・ボスコです!」 私がどこへ行っても、わが家のように感じさせてくださり、ありがとうございました。それは大きな贈りものです。いつまでも大切にします。

 ドン・ボスコのヴァルドッコの母院から、この最後のボナノッテを書きながら私が願うのは、各サレジオ会共同体が、ボナノッテというこの素朴でありながら本質的なカリスマの体験を、日常生活の中で大切にしてほしいということです。そう、単純素朴なボナノッテを通して分かち合いながら、私たちは成長するのです。

 ドン・ボスコと共に、ヴァルドッコより - ボナノッテ、おやすみなさい!

EAO東アジア・オセアニア地域顧問(2014–2020)
ヴァツラフ・クレメンテ神父, SDB