EAOボナノッテ2月:サレジオの聖人を知ってますか?
2019年2月1日/フィリピン・セブ-ラワーン
サレジオの聖人たちを知っていますか?
友人、サレジオ家族の皆さん、
フィリピン南管区FIS(フィリピン南部-パキスタン)より心からのごあいさつを送ります。昨日、聖ヨハネ・ボスコの荘厳な祝いをもって、1月、サレジオの月を終えたところです!
先月、コッレ・ドン・ボスコで黙想しながら、今年、2019年の間、毎日1人「我らが聖人」を思い起こすというささやかな決心をしました。そこで簡単なことですが、私のFacebookのページに、サレジオ家族の“公式”、“非公式”の聖人を毎日一人ずつ紹介し始めました。その人物の具体的な特徴を簡単に説明し、写真を添えて。
1月の「サレジオの月」は、8日の福者ティトゥス・ゼマンを記念する典礼から始まりました。福者の帰天50周年にあたり(1969-2019)、聖心大聖堂で特別な聖体祭儀がささげられました。福者ゼマンと共にかつて、そして今も迫害の下に暮らす、実に多くのサレジオ家族の仲間を私たちは思い起こしました。このことが私の心を捉えます:「多くの状況下で私たちはイエス・キリストのことを若者に語ることができませんが、イエス・キリストが愛されたように若者を愛することは、誰にも禁じることができません!」忘れないでください、サレジオ家族の聖人、福者の7割は殉教者です!
11年前、第26回総会中、ドン・ボスコを「愛し、知り、その取りなしを求め、人びとに知らせる」よう全会は招かれました。しかしドン・ボスコだけでなく、サレジオ家族の173人の“公式の”聖人、福者、尊者、神の僕も、探求するべき-よりよく知るべき計り知れない価値を持つ宝です。実に、知らなければ、愛することも、呼び求めることも、倣うこと、人びとに知らせることもできません。知り、愛する…知らせる、この好循環は、信仰とサレジオの召命において成長するよう私たちを助けてくれます。サレジオ家族の聖なる一員を少しだけよりよく知るとき、私はより大きなエネルギー、献身、喜びをもって自分の召し出しを生きる力をもらうのです!
数か月前、私は祈るために、タイ、バンポンのサレジオ墓地を訪れました。そのとき私は、ジョン・リサンドリン神父がある墓を指しながら強調し、感嘆して語るのに驚きました:「このサレジオ会修道士はもう30年前に亡くなったけれど、模範的なサレジオの教育者として今も皆が憶えている」。この修道士の飾らない生涯については、AustraLasiaニュース4859_”Instinct of Salesian assistance”「周囲に伝染し皆の心を惹きつける、サレジオのアッシステンツァの模範」で読むことができます。私はこの出来事から、聖なるサレジオの生活が時の中で、どれほど多くの人にすばらしい影響を与えたか、深く考えさせられました。
この2月、一人だけサレジオの聖人を選び、その人についてよりよく知り、個人の生活、共同体の生活の中に迎えましょう! 我らがサレジオの聖人たちと共に、良い歩みを!
EAO地域顧問 ヴァツラフ・クレメンテ神父, SDB