EAOボナノッテ11月:若者はコオペラトーリを必要としている
2018年11月1日/韓国・ソウル
世界の若者は、神の協力者=コオペラトーリを必要としています!
友人の皆さん、サレジオ家族の皆さん、
数日前まで、私たちはローマで開催されたサレジアニ・コオペラトーリの第5回世界大会を見守りました。大会はちょうど、「若者、信仰、そして召命の識別」をテーマとする司教シノドス2018の最終週と重なっていました。この数年、私たちの地域では全体的にサレジアニ・コオペラトーリの召命の成長が見られます。しかし、EAOの5つの国にコオペラトーリのメンバーはまだいません:フィジー、ラオス、パキスタン、ミャンマー、ニュージーランドです。それでも、「若返りの歩み」は明らかに進んでいます。世界大会の「夢」‐行動の指針2019-2024は希望を抱かせるものです:弱い立場にある子どもと若者を効果的に助けるため、信頼できるダイナミックなあかしに焦点を当てる!
私たちの父ドン・ボスコが帰天したとき(1888年)、約800人のサレジオ会員、そして8万人のサレジアニ・コオペラトーリがいました。その中には多くの教区司教、司祭もいました。ドン・ルアの時代(1910年帰天)、コオペラトーリの数は40万人と、主にヨーロッパで急増しました。この50年、サレジオ会はすべての大陸、134か国へと大きく広がりましたが、サレジオ会員やサレジアン・シスターズがこの美しい召命を信徒や若者のリーダーたちと必ずしも分かち合えたとは限らないことがわかります。今日、EAO地域には、全世界の3万人のメンバーのうち、2170人のサレジアニ・コオペラトーリ会員が暮らしています。
総長も参加し(ボナノッテ、最後の文化の夕べ「アカデミア」)、大会のテーマ「サレジアニ・コオペラトーリ:‘新しい挑戦に応えるため共に責任を担うように呼ばれて’」は、大会におけるより幅広い普遍教会のビジョンのうちにしっかり位置づけられました:「世界の若者はサレジアニ・コオペラトーリを必要としています。……私たちそれぞれのいる場で、若者を擁護しなければなりません!」 共同責任は、具体的には、3万人のメンバー全員の世界会員名簿の出版、世界評議会による財務報告を通して目に見えるものになっていました。
大会の地域ごとのワークショップで、EAOの20名の代表は、今後数年間の3つの目標を特定しました:①私たち自身の召命の養成;②若者のサレジアニ・コオペラトーリへの召命識別を助ける;③家庭教育:サレジアニ・コオペラトーリはそれぞれの家庭で子どもたちの模範となるため、自らのアイデンティティーを良く生きる。
大会の最後に、総長は、2019‐2024年の任期を務める新しい世界コーディネーターも任命しました。アントニオ・ボッチャ氏(56歳、イタリア‐ナポリ、2015年からイタリア‐中東地域の世界評議員)です。祈りをもってアントニオを支えましょう!
世界大会の資料は下記のリンクにあります:
http://www.bosco.link/index.php?document_srl=42343&mid=side_right
EAO地域顧問 ヴァツラフ・クレメンテ神父, SDB