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サレジオ会 日本管区 Salesians of Don Bosco

EAOボナノッテ1月:#ForYouToo 君も呼ばれている


 

2019年1月1日/ベッキ(コッレ・ドンボスコ)

#ForYouToo 君も呼ばれている:
聖なる喜びのうちに主に仕えよう!

 

 サレジオ会員、サレジオ家族、ドン・ボスコの友人の皆さん、

 新しい年、2019年の心からのごあいさつを、ドン・ボスコゆかりの地から送ります!

 私は1週間の個人黙想をここですごす恵みをいただき、私たちドン・ボスコの息子、娘の皆にとってかけがえのないこの聖なる地で、特別に皆さん一人ひとりのためにお祈りしています。

 前回の聖性への招き(ストレンナ2004 - チャーベス神父、ドメニコ・サヴィオの列聖50周年にあたって)から15年、136か国に広がる全サレジオ家族は再び、目覚めるようにとの呼びかけ、日常生活における聖性を生きるようにとの強い促しを受けています。EAO東アジア・オセアニア地域のサレジオ家族の皆がストレンナ2019の正式な解説をそれぞれの言語で早く受け取ることができるようにと、私たちは願っています(翻訳者たちに神の祝福あれ!)。それは私たち一人ひとりを、1年を通して養う霊的な糧となるでしょう。

 私の最初の思いは、EAOのサレジオ家族のよく知られている聖なる人びとに向かいます:我らが中国の殉教者の初穂、聖ルイジ・ヴェルシリアと聖カッリスト・カラヴァリオ、日本の尊者ヴィンチェンツォ・チマッティ、神の僕、タイのカルロ・デッラトッレ神父、中国とベトナムで働いたアンジェイ・マチェン神父、中国とフィリピンで働いたカルロ・ブラガ神父らに。さらに、ミャンマーのフォルトゥナト・ジャコミン神父のような、中国やそのほかの地で信仰をあかしした見事なサレジオ会員たちから、私たちは豊かな示唆を得ることができます。特にEAOの国々に暮らした人びとなので、少しずつより良く彼らを知る機会を私たちは与えられています。

 第2の私の思いは、サレジオの聖性を見事に生きた若者たちに向かいます。14歳のMak Kam Yun(+1944、中国-マカオ)、おしみない心の善良な若者として知られた15歳のロドリック・フローレス(+1984、フィリピン)、23歳のシグムンド・オカジオン(+2000、フィリピン)、18歳のヨゼフ・チミネッロ・ドリラグ(+1983、フィリピン)、19歳の殉教者、アカシュ・バシール(+2015、パキスタン)、そのほか、私たちの地域の多くの若者です。彼らの模範が、挑戦を投げかける教皇フランシスコの招き:#Holiness is for you too! 君も聖性に呼ばれている!と合わせて受けとめられることを、私は期待しています。

 第3の私の思いは、個人的な分かち合いです:2013年以来、私は教皇フランシスコの最初の使徒的勧告、『福音の喜び Evangelii Gaudium』をいつも荷物に入れて持ち歩いてきましたが、昨年6月からは、『喜びに喜べ Gaudete et Exsultate』を加えました。今年、皆さんも、これらのすばらしい言葉を座右の書とすることをお勧めします。

 フィリピン北‐マレーシア管区(FIN)に行くと、いまや伝統となった私たちの共同体のあいさつの言葉に、私はいつも深い感動を覚えます:「主に仕えよう-聖なる喜びのうちに!」 私たち皆も、この深くサレジオ的なあいさつを、それぞれの生活に生かすことができますように!

EAO地域顧問 ヴァツラフ・クレメンテ神父, SDB