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サレジオ会 日本管区 Salesians of Don Bosco

EAOボナノッテ1月:あなたの話を聞かせてくれますか?


 

2020年1月1日/ローマ・サクロクオレ
https://www.bosco.link/buonanotte/54184

 

あなたの話を聞かせてくれますか?

会員の皆さん、友人、サレジオ家族の皆さん!

 新しい年、2020年の最初の日に、幸いな、祝福に満ちた新年をお祈り申し上げます!

 2014-2020年の6か年の終わりにあたり、次期、第28回総会まで数週間(2月16日-4月4日)と迫るなか、私たちは伝統的に振り返りと評価に時間とエネルギーを注ぎます。私たちの地域におけるこの6か年の活性化のダイナミズムに目を向けると、興味深い体験があることに気づきます - サレジオの物語の魅力です。

 この22年、AustraLasiaニュースを通して、Boscolink (www.bosco.link) で絶えず行われているEAO東アジア・オセアニア地域の分かち合いに貢献してくださったすべての人に感謝します。また、現在、3名の会員から成るチーム(ベトナム、韓国、オーストラリア)に感謝します。このチームのおかげで、新しい年、2020年にもこのサービスが可能になるのです!

 サレジオ会宣教師の物語は2009年以来、宣教促進の最良のダイナミズムとして、毎月、「カリエロ11」で分かち合われてきました。新しい宣教師の召命はたいてい、ほかの宣教師の人生の物語を聞くことから生まれます。

 サレジオの翻訳者の物語は通常、あまり目に見えないものですが、2回にわたるEAOワークショップの実りであり、その霊性や模範を発見するのを助けてくれます。例えば、ヒラリオ・パッセーロ神父(88歳)は、総本部で今も、サレジオのニュースや資料をイタリア語からポルトガル語に翻訳しています。

 サレジオ会修道士の物語は、2018年の第7回EAOサレジオ会修道士大会の前も、その後も、サレジオの奉献召命をより目に見えるものとしました。実に、出版された52人の修道士のインタビュー、またYouTubeで見ることのできる50人の修道士のインタビューは、多くの人の霊的糧、霊的読書となっています!

 ASCサレジアニ・コオペラトーリの物語、そのデレガートの物語は、第1回目のASC養成担当者の養成ワークショップ(2019年、カンボジア)を開催する主なインスピレーションとなりました。

 サレジオの信徒宣教者の物語は私たちの間であまりよく知られていません。最近東ティモールで開催された、青少年司牧と宣教促進の担当者会議の後、私たちはボランティアと、ボランティアを受け入れた修道共同体のインタビュー‘第2ラウンド’の制作を始めました。

 対話は、私たちのカリスマの心・中心であり、インタビューはこれらの物語を分かち合うために私たちが用いる対話の一種です。すでにドン・ボスコは、1841年12月8日のバルトロメオ・ガレッリとの対話(オラトリオ回想録、12章)のなかで、15を下らない質問をしています! 物語を惜しみなく分かち合ってくれる皆さんに感謝します。新しい年も、この分かち合いが続きますように! これらの物語は、人生・生活の核心に分け入るのを助けてくれます。私たちは、より大きな力と熱意をもって、より親しくイエスに従うようインスピレーションを受け、惹きつけられるのです。

 私の今年の願いは、私たちがさらに心を開き、それぞれの物語を分かち合い、耳を傾ける時間を取ることです!

EAO東アジア・オセアニア地域顧問
ヴァツラフ・クレメンテ神父, SDB