EAOボナノッテ:全てをイエスに、イエスは全ての人に!
2017年12月1日/中国 マカオ
全てをイエスに、イエスは全ての人に!
友人の皆さん、サレジオ家族の皆さん!
私たちはそれぞれ、1年の終わりに、最も意味深かったこと、出会い、いただいたもの、投げかけられた挑戦を振りかえります。私はこの1年を振りかえるとき、最も印象深く思い浮かぶのは、この時代の‘辺縁の地’に福音の喜びを運ぶ、数多くのイエスの証し人たちのことです。
パキスタンのドン・ボスコ同窓生、信仰のために命をささげたアカシュ・バシール(+2015年3月15日)のご家族との、ラホーレ‐ヨウハナバードの聖ヨハネ教会での出会いを感謝します。
ガエタノ・ニコシア神父(中国)やエルマー・ロドリゲス修士(フィリピン北)のようなサレジオ家族の生涯のあかしを感謝します。この2人やそのほか多くのサレジオ家族のメンバーは、貧しい若者のための生涯にわたる情熱によって数多くの人の心を動かしました。
人々と出会うために出向いて行くカトリック共同体として私たちが成長し続けられるよう、教皇フランシスコがたゆみなく努力されていることに感謝します。私たちは皆、教皇のミャンマー、バングラデシュ訪問に感動しています。実に、‘世界の辺縁’は教会の中心となっています!
私たちの地域、23か国を回る旅で、私はいつもサレジオ会会憲のコピーと『福音の喜び』を荷物に入れています。教皇フランシスコの使徒的勧告が示す教会のプロジェクトについて読み黙想することを通して、すべての人に出会うため出向いて行くというその強調点に、私はますます心を打たれます!
この年の終わりにあたり、‘Tutto a Gesù, Gesù a tutti!’というモットーに生涯衝き動かされた1人の中国人サレジオ会員を再び思い出します。このモットーは私にとり、イエスの弟子‐宣教者としてドン・ボスコのように生きるよう、日々、力強く招くものです。この人生のモットーのうちに、‘Cetera Tolle’(全てをイエスに)の知恵は ‘Da Mihi Animas’(イエスは全ての人に)を生きるよう私たちを助けてくれます:全てをイエスに、イエスは全ての人に!
一切為耶穌, 耶穌為一切人! (中国語)
Todo para Jesus, Jesús para todos! (スペイン語)
Tous pour Jésus, Jésus pour tous! (フランス語)
Jesus para todos, todos para Ele! (ポルトガル語)
Wszystko dla Jezusa, Jezus dla wszystkich! (ポーランド語)
예수님께 모든 것을, 모든 이들을 예수님께로! (韓国語)
全てをイエスに、イエスは全ての人に ! (日本語)
Hotu-hotu ba Jesus, Jesus ba hotu-hotu (テトゥン語)
Semua buat Yesus, Yesus buat semua (インドネシア語)
Givim olgeta long Jisas, givim Jisas long olgeta! (ピジン語)
ドン・ボスコのうちに。
EAO地域顧問 ヴァツラフ・クレメンテ神父, SDB