EAOボナノッテ:サレジオ家族を信頼していますか?
2016年12月1日
サレジオ家族を信頼していますか?
友人、兄弟会員の皆さん、
今年最後の月に入りました。これから数週間、総本部でまたふだんの生活を味わいたいと願っています。何か月も旅をし、多くのサレジオ会員、サレジオ家族のメンバー、若者と出会い、耳を傾けた後で、執務室の落ち着きの中で、祈り、思いめぐらし、書きとめ、分かち合う良い機会を再び得ています。ほとんど信じられないような時間です!
振り返ってみるとき、EAO東アジア・オセアニア地域の会合で、皆さんの多くと実り豊かなたくさんの出会いを持てたことに感謝をささげます。特に最近の3日間の日程で行われたEAOサレジオ家族担当者研修会(ソウル、クロン、セブ)は、私にとって個人的に非常に強いカリスマの体験になりました。EAOの11のすべての管区から参加したサレジオ家族の10のグループ、150名以上が、ドン・ボスコの霊的、使徒的家族の豊かな賜物を直接体験できたことをうれしく思います! サレジオ会EAOの6人の管区長が参加したことは、サレジオ家族への私たちの注目と献身の最良のあかしでした!
サレジオ家族を信頼していますか? それは喜びあふれる「信頼します!」という答えにとどまりません。エウセビオ・ムニョス神父(サレジオ家族顧問)とそのチーム(サレジオ家族事務局)がアニメーターとして参加してくれたことを感謝します! オルガさん(VDB世界会長)、フィリップさん(コオペラトーリ地域代表評議員)、ウィチャイさん(前コオペラトーリ地域代表評議員)、ノエミさん(コオペラトーリ世界コーディネーター)の非常にサレジオ的な貢献に感謝します!
司祭、奉献生活者、信徒が互いに豊かにし合うことなしにサレジオの召命を生きることはできないことを、私たちは共に見いだしました。「あなたがたがいなければ、私たちは自分自身になれない!」[サレジオ家族のカリスマにおけるアイデンティティー憲章,第10条] FMA、サレジアニ・コオペラトーリ、ドン・ボスコ同窓会がなければ、私たちは真のドン・ボスコのサレジオ会員ではないという意味です!
3回にわたるサレジオ家族担当者研修会の150名余りの参加者にとり、研修会はサレジオのカリスマを深く洞察する機会になりました。EAO 22か国の1500名のサレジオ会員と、この地域に存在する15のサレジオ家族のグループの何千人ものメンバーが、ドン・ボスコのサレジオ家族の成長のため、この大きな賜物と責任を理解し受けとめてくれることを、私たちは願っています! 31のサレジオ家族のグループにおいて同じ召命を分かち合う50万人のサレジオ家族のメンバーの生きたあかしは、普遍教会の使命と若者の救いのために私たちが果たすことのできる最良の貢献です!
クリスマスの祝いに向けて、良い待降節の旅を歩まれますように! 私たちが若者への信頼、家庭への信頼と、日々の生活におけるサレジオ家族の重要性への確信を深めることができるよう、ナザレの聖家族が助けてくださいますように!
EAO地域顧問 ヴァツラフ・クレメンテ神父, SDB