ページのトップへ

サレジオ会 日本管区 Salesians of Don Bosco

EAOボナノッテ:‘イエスはぶどうの木’のイコン


 

2017年6月1日

‘イエスはぶどうの木’のイコンは私たちをどのように動かしているでしょうか?

 友人、兄弟の皆さん、

 この3年間(第27回総会‐2014年4月から)、イエスの聖書的イコン‐ぶどうの木(ヨハネ15・1‐11)を私たちは手にし、共同体の中に飾り、EAOの小さな祈りのカードにしました。この古くからあるイメージはすべてのサレジオ会員にゆだねられました。日々の回心の歩みの動機づけとなるように。中央の開かれた聖書(神秘家としてのサレジオ会員)、ぶどうの木の縒(よ)り合わされた枝(兄弟としてのサレジオ会員)、ぶどうの実に見る数々の交わりの実り(若者のしもべとしてのサレジオ会員)を、私たちは観想します。

 このイコンを聖堂、あるいは食堂、玄関ホール、そのほか目に見える場所に置いているサレジオ会共同体もあります。私にとってこのイコンは、信頼に足る証しをするための日々の力強い招きで、携帯電話に入れています。特別視察でEAOの各共同体、各管区を訪れるのは、このイコンの美しさ、深い意義、それによって与えられる動機づけを見いだすすばらしい機会です!

 この6月、イエスのみ心の月に、この聖書的イコンを手元近くに置くことを、私たち皆への挑戦として呼びかけたいと思います。実に、私たちがイエスを観想するとき、イコンのイエスも私たちのいのちを観想しておられるのだと、東方教会のイコン神学は教えています! イエスに、私たちのいのち、使命にまなざしを注いでいただきましょう!

 先月、5月に、私たちは東京に320名の参加者を迎え、第9回サレジアニ・コオペラトーリEAO東アジア・オセアニア地域大会を開催しました。この数日で、私はオーストラリア‐太平洋管区(AUL)の次期管区長諮問を締めくくるところです。この重要な二つの出来事が豊かな実を結ぶよう祈っていただけたら大変ありがたいです!

 実り豊かな、喜びあふれる2017年の聖霊降臨祭をお祈り申し上げます!

EAO地域顧問 ヴァツラフ・クレメンテ神父, SDB

 

JESUS - VINE TREE -GC27 icon