EAOボナノッテ:あなたの生きるエネルギーはどこから?
2016年 2月1日
あなたの生きるエネルギーはどこから?
友人、会員の皆さん!
EAOの多くのサレジオ会共同体で各会員の誕生日は、感謝をささげ、家庭的なお祝いをするすばらしい機会になっています。そうであるなら、2016年2月13日は、なおさら祝う理由があります。私たちの地域の誕生日なのです! ちょうど110年前、ルイジ・ヴェルシリア神父に率いられた6人の宣教師の小さな集団が中国のマカオに到着し、‘世界の中の私たちの地域’での、最初のサレジオ会の事業が始まりました。このEAOの最初の創立の歴史的記念‐1906年2月13日の中国、マカオへの最初の宣教師の到着‐が、私たちにとって、神から頂いた召命と使命への忠実をさらに深めるインスピレーションとなりますように!
第51回国際聖体大会が、昨日、セブで、チャールズ・ボー枢機卿, SDBの司式によって閉幕しました。大会中のさまざまな行事は、フィリピンのサレジオ会員たちによって、毎日austraLasiaニュースを通して分かち合われました。この聖体大会は、私にとって、私たちの生活と使命における聖体の中心的位置づけについて振り返る助けになりました。私たちの多くの管区や共同体の「生活における聖体の不足状態Eucharistic life deficit」(チャーベス神父, 2007-最高評議会報398)を、私たちは謙虚に認めます。
生活における聖体の不足状態とは、どういうことでしょうか。私たちは忙しくしていることを選び、人のためにたくさんのことをする活動に紛れ、大きな愛で神に愛されていると知る驚きを、自分自身から奪っているのです! 私たちの生活の中で、聖体の心は鼓動しているでしょうか。私たちの周りの人は、私たちがキリストと頻繁に出会っていること‐聖体が、若者のための使命のエネルギーと堅忍の源であることを、見て取れるでしょうか。聖体の心が私たちの内に息づいているならば、イエスと出会ったことのない若者とどのようにイエスを分かち合うか、その方法をいつも見つけることができるでしょう。そうです、聖体の心は、私たちの宣教の生活スタイルによって推し量ることができます。聖体への愛は、貧しい若者へ、イエスに出会ったことのない若者へと、私たちを送り出すのです!
この写真‘地球の聖櫃’が、私たちのカリスマと教育の根本的な要素としての聖体を中心とした生活について、個人で、また共同体で振り返る助けとなることを願っています。
ヴァツラフ・クレメンテ神父