2人のサレジオ会員 誓願式
2016年3月19日、聖ヨセフの祭日の午後2時より、調布サレジオ神学院でサレジオ会日本管区の誓願式がとり行われ、洗礼者ヨハネ レ・ファム・ギェ・フーさんが終生誓願を、フィリポ・ネリ 堤崚作さんが初誓願をそれぞれ宣立しました。
山野内倫昭管区長、濱口秀昭副管区長(神学院長)のほかサレジオ会員、ベトナム、福岡の親族・関係者、サレジオ家族のメンバー、友人・知人など多くの人びとに見守られて、2人は神の前で喜びのうちに従順・清貧・貞潔の3つの誓願を立てました。
午前中は雨が降り、天候が心配されましたが、式の最中から陽光が差し込み、聖堂はあたたかい雰囲気に包まれました。
山野内管区長は、「きょう祭日を祝っている聖ヨセフは、サレジオ会の大切な保護者です。聖ヨセフのように、人の望みではなく、神の望みに従い、サレジオ会員として、兄弟会員やサレジオ家族、すべての人びととの交わりを大切にし、青少年の救いのために、喜びのうちに修道生活を歩んでいってほしい」と祝いの言葉を述べました。
終生誓願を宣立したフー神学生は、「神様に”だまされて”(一同笑)ここまできました。自らの意思ではなく、神様の望みを受け入れることによって、ここまで来ることができました。これまでと同様に、皆様のお祈りをよろしくお願いします」と日本語とベトナム語で挨拶しました。
式では、ベトナム語の美しい聖歌も歌われ、共に神に感謝を捧げました。また、式後の茶話会にも多くの人が参加し、誓願を立てた2人と喜びのひとときを過ごしました。
神に感謝。これからの2人の歩みのために、皆様お祈りをよろしくお願いいたします。