聖遺物巡礼:サレジオ高専からの報告
2月16日、本校にもドン・ボスコの聖遺物をお迎えした。11時半に到着し、式典が行われるサレジアン・ホールに安置。隣には、本校職員の秦さん製作のドン・ボスコの膝の骨と直筆の本を入れたケースも置かれた。12時より3回に分けて全学生、全教職員がドン・ボスコの聖遺物を囲んで祈りをささげた。み言葉の祭儀の中で、校長の小島神父様が「あやかる」という言葉をキーワードに、私たちが聖遺物を迎える意味とそのありがたさを学生たちに語りかけた。最後に学生たちはドン・ボスコの遺物に向かって一礼をして畏敬の意を表しながら退堂していった。そして聖遺物は2時過ぎに本校を後にした。学生たちにとって、どこか違う世界にいるようなドン・ボスコを、実に身近に感じることができた集いではなかったかと思う。彼らの中にサレジオアイデンティティがより一層育つことを楽しみにしている。