2月25日、聖ルイジ・ヴェルシリア、カリスト・カラヴァリオの祝日、サレジオ会中国管区は香港の宣教神学院の聖母の家の祝福を行いました。式典には名誉総長パスクアーレ・チャーベス・ビラヌエバ神父が招かれ、祝別式を司式しました。

　神学院の土地は聖ヴェルシリアが選び、建物は神の僕カルロ・ブラガ神父が建てた、そのためここは、中国のサレジオ会の聖地であり、今日は中国の貧しい若者たちのことを思う機会でもある、とチャーベス神父はスピーチで語りました。
　聖母の家は、志願者、若いサレジオ会員、宣教師たちのための家であり、この家を祝福することにより、これからここに住む人々、若者の救いのために自らを主に奉献する人々、恩人、この家の建設に協力した人々、皆を祝福したいとチャーベス神父は述べました。
　中国管区長ランフランコ・フェドリゴッティ神父は、聖ヴェルシリアが1927年から1930年にかけて、エンリコ・ヴァルトルタ司教と共にハイキングをしながらこの土地を見つけ、買った逸話を明かしました。建設委員長のサイモン・ラム神父も、誰もドン・ボスコの夢を止められないと、思いを語りました。神の聖なる計画は一人の同窓生を感動させ、彼は建設計画を支援、その後、建築家も心を動かされ、この計画に協力したのでした。
　ラム神父は、開所式に集った120人以上のサレジオ家族のメンバーに、この聖なる場所にたびたび来てほしい、ここで学ぶ会員、宣教師、若者、年輩の会員たちを励ましてほしいと勧めました。
　聖母の家には、青年霊性センター、若い会員や宣教師のための部屋があります。霊性センターは、宗教活動、黙想会、霊的養成のニーズに応える施設を備え、26名の宿泊が可能。

(ANS – 中国・香港　2015年3月2日)
http://www.infoans.org/1.asp?sez=1&sotsez=13&doc=12191&lingua=2