聖地の平和のための祈りのマラソン -イタリア-
(ANS – ローマ) – ローマの若者たちが17日木曜日の夜、パラティノの丘の聖アナスタジア大聖堂に集い、聖地の平和のために祈った。イタリア中、そしてエルサレムを含む世界の若者たちも、彼らに心を合わせ、共に祈った。
ガザでは今も人々が殺されている。若者たちは聖体の前にひざまずき、平和を願って主に祈った。祈りのマラソンは大聖堂の主任司祭アルベルト・パチーニ神父が司式するミサをもって始まり、1時間ごとに別のグループが担当、夕方6時から翌朝6時にかけ、12時間、取りなしの祈りがささげられた。
この前の日曜日、7月13日に、フランシスコ教皇はすべての人に呼びかけた。「ここ数日、聖地では悲劇的な出来事が続いています。わたしは聖地の平和のために強く祈り続けるよう心から皆さんにお願いします。祈りは、悪に屈することを受け入れたり、対話と和解が暴力と憎しみにとって代わることに甘んじたりすることがないように、わたしたちを助けてくれるものです。」
この取り組みは、平和のための取りなしの祈りを行うローマのさまざまな若者のグループによって進められたもの。2009年に、サレジオ会員フランチェスコ・デルーヴォ神父の呼びかけにより、聖地の平和を祈る世界の日を始めた若者たちである。