総長来日の足跡⑤ サレジオ家族と共にささげるミサ
サレジオ家族評議員との会合終了後、17:00より、カトリック碑文谷教会聖堂にて「サレジオ家族と共にささげるミサ」を「ドン・ボスコの祭日の典礼」を用いて行いました。総長司式のもと、四ツ谷・調布・目黒・四日市支部の司祭たちが共同司式しました。また、サレジオ家族と事業所の教職員がミサに参列し、聖堂はほぼいっぱいになりました。
「子どものようにならなければ、天の国に入ることはできない・・・・・・このような一人の子供を受け入れる人は、私を受け入れるのである」という福音箇所を通して、総長はサレジオ家族に対して、ドン・ボスコの魅力について触れました。特にドン・ボスコは、人生の中心に若者をいつも置いていたことを語り、彼らに対し、神様にこそ幸福の根源があることを結びつけた聖性を通して、若者たちの牧者となった点を語りました。そして、サレジオ家族は、現代社会の中でドン・ボスコの使命に参与するものとして、若者の教育に尽くすこと、彼らの可能性を伸ばすこと、善いものに対する力を発揮させるように導くこと、人に仕える誠実な市民としての育成を実践していくために、予防教育法を活用するよう指針を与えました。
また、ミサの中で「サレジアニ・コオペラトーリ」の入会式が行われ、新たにに7人のメンバーが加わりました。
ドン・ボスコの聖性と霊性を通して、サレジオ家族が、ますます一致して若者たちのために働いていくことが出来るようにと、皆で祈願したミサでした。