総長来日の足跡① サレジオ会員との集い
2012年9月21日午後、調布サレジオ神学院にて、チャーベス総長はサレジオ会員との交わりのひと時をもちました。今回のチャーベス総長来日の目的はサレジオ会日本管区設立75周年の記念であり、サレジオ会員との交わりの主眼はそこにあります。当日のサレジオ会員とのひと時は、①総長からサレジオ会員へのメッセージ(講話)・②恩人たちと共にささげるミサ・③懇親会と恩人たちへの感謝状贈呈という3部構成で進行しました。
総長からサレジオ会員へのメッセージは、サレジオ神学院一階大会議室にて行われ、東京近郊や諸地域から60名余りのサレジオ会員が集まり、管区長のあいさつから始まりました。その中で管区長は、管区設立当時にポーランドから来日したモスカ師について触れ、管区設立と共に歩んだ97歳の宣教師の労をねぎらいました。
チャーベス総長は講話の中で、サレジオ会の持つ「教育」の使命とそれを実践する重要性、また世俗化する現代社会に対する奉献生活の有意義性などに触れ、社会に対する修道者のあかしこそが、今こそ求められている点を強調されました。
講話後、質疑応答が行われ、ドン・ボスコの予防教育法の現代における具体的実践のありかたについて、総長と共にサレジオ会の原点を考えるきっかけとなりました。
講話終了後、サレジオ会員は総長から一人一人、ドン・ボスコのメダイをいただいて後に記念撮影が行われ、恩人と共にささげるミサへとうつっていきました。