第7回東アジア-オセアニア・サレジアニ・コオペラトーリ会議
タイ、バンコク 2011年10月12日
タイを襲った荒れ模様の天候にもかかわらず、10月12日、サレジアニ・コオペラトーリの東アジア‐オセアニア会議がバンコクで開会した。開会を宣言したのは、タイ管区コーディネーター、フランシス・ウィチャイ・スリスラ氏。各地から集ったコオペラトーリは、歓迎の夕食会で、タイのサレジオ会管区長パウロ・プラセール・ソンガム神父とサレジアン・シスターズの管区長代理に迎えられた。
前回2008年のマカオ会議以来、現行の規約、「使徒的生活のプロジェクト」(PAL)を通して、コオペラトーリのアイデンティティー、召命、使命について学んできたメンバーは、「一致に呼ばれた私たち、アイデンティティーを新たに」というテーマのもと、規約の実際の生活への適用、現代におけるコオペラトーリのアイデンティティー、管区や地域で一致を生きることなどについて15日までの3日間、話し合う。交流会やサレジオ会の学校の見学、バンコク周辺の観光も企画されている。
会議に先立ち、サレジオ会員・サレジアン・シスターズのデレガートを交え、各管区のコーディネーターのリーダー会議が2日にわたって行われた。世界デレガートのシュテパン・ボルコヴァク神父、シスター・マリア・トリジラ、世界評議会代表カルロス・エスコバル氏らによる講話があり、一致とアイデンティティー、新しいメンバーの養成、生涯養成、経済的連帯などについて話し合われた。
今回の会議には、オーストラリア、カンボジア、中国、インドネシア、日本、韓国、ラオス、モンゴル、フィリピン、シンガポール、東チモール、ベトナム、タイから172名の参加者が集っている。