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サレジオ会 日本管区 Salesians of Don Bosco

第47回 野尻湖少年聖書学校 開催


 

 

(BoscoLink – 2019年8月14日 長野県上水内郡信濃町)
https://www.bosco.link/webzine/50046

(ANS – 2019年8月16日)
http://www.infoans.org/index.php?option=com_k2&view=item&id=8609:japan-biblical-vocation-camp-47-years-listening-to-the-word&Itemid=1680&lang=en

  今年で47回目となる「野尻湖少年聖書学校」は、2019年8月8日から12日にかけて小学生の部が、13日から17日にかけて中高生の部が開催されました。野尻湖は長野県上水内郡信濃町にあり、聖書学校は山々に囲まれた湖のほとりの美しい大自然の中で行われます。

 今年は10歳から18歳まで、68人の少年たちを日本各地の教区から迎えました。司祭、修道士、修練期後の会員、志願生など多くのサレジオ会員と、サレジアニ・コオペラトーリ会員も、リーダーやスタッフとして参加し、サレジオらしい家庭的雰囲気のなかで行われました。皆がその場を自分の家のように感じ、愛情を味わい、尊重され、共通の使命を共に担い、互いへの信頼が息づいていました。

 今年の聖書学校のテーマ「聖なる者になろう」は、総長によるストレンナ2019から取られました。日本各地(九州、四国、関西、関東)から来た参加者は、「聖なる者になろう」というテーマのもと、聖性について考える時をもち、サレジオ会の創立者聖ヨハネ・ボスコ、ドメニコ・サヴィオ、チマッティ神父らの生涯について学びながら、神が聖なる方であるように聖なる者となる自分の召命についてふりかえるよう、招かれました。聖なる者になることは、人間らしくなくなることではないと、子どもたちは学びました。

 召命を考える聖書学校は、神と出会う数多くの機会を少年たちに提供します。ミサ聖祭、共に祈るロザリオ、さまざまなグループ活動、ふりかえりの発表、レクリエーション、登山、朝の黙想、よく準備されたゆるしの秘跡などです。

 この聖書学校が行われてきた過去46年をふりかえるとき、多くのサレジオ会司祭、修道士の召命が、この聖書学校の実りであることがわかります。今年もまた、若いサレジオ会志願生、修練後の会員、修道士、司祭たちに共に歩んでもらった多くの参加者の中から、神の呼びかけに目覚める若者がいることを祈っています。

 じつにさまざまな形で、聖書学校を通しても、若者を呼んでくださる神に感謝。47年前に野尻湖で聖書学校を開くというすばらしいインスピレーションを受けた本田神父(最初の日本人管区長)に感謝!