第10代後継者アンヘル・フェルナンデス・アルティメ神父
第27回総会は、ドン・ボスコの第10代後継者にアルゼンチン南管区長アンヘル・フェルナンデス・アルティメ神父を選出しました。
選挙は3月25日、9時過ぎに始まり、10時20分に、一回の投票で決まりました。結果が発表されると、しばらく拍手が鳴りやみませんでした。本会議議長パスクアーレ・チャーベス神父はアンヘル神父を壇上の議長席に招き、語りかけました。「親愛なるアンヘル神父様、神は今日、あなたの兄弟たちを通して、ドン・ボスコの後継者となるようあなたを呼ばれました。総長らしくなるように、ドン・ベッキやドン・ヴィガノのようになるように呼ばれたのではありません。あなたはドン・チャーベスの後継者ではなく、ドン・ボスコの後継者です。総会を代表し、お尋ねします。この招きを受けますか。」
アンヘル神父は感極まった様子で、スペイン語で答えました。「主に自分を明け渡します。ドン・ボスコ、扶助者聖マリアが私たちと共にいてくださいますように、私と共にいてくださいますように、兄弟サレジオ会員たちと、サレジオ会と共に歩んでくださいますように。信仰のうちにお受けします。」
アンヘル・フェルナンデス・アルティメ神父は53歳、スペインのゴソン‐ルアンコに1960年8月21日に生まれました。1978年9月3日に初誓願、1984年6月17日に終生誓願を宣立、1987年7月4日に司祭に叙階されました。スペインのレオン管区出身、管区青少年司牧担当、オウレンセの学校長、管区評議員、副管区長を経て、2000年から2006年にかけて、レオン管区長を務めました。
2009年、アルゼンチン南管区長に任命され、今日に至ります。アルゼンチンでは、現フランシスコ教皇、かつてのブエノスアイレスの大司教ホルヘ・マリオ・ベルゴリオ枢機卿と知り合いになり、共に働きました。
司牧神学博士、哲学と教育学の学位を持っています。
昨年12月23日、スペインの新しい扶助者聖母管区の管区長に任命されたばかりでしたが、全サレジオ家族の父としての奉仕の務めについた今、管区長の任は交替しなければなりません。
アンヘル神父様、がんばってください、心からお祈りします!
(ANS 3月25日 – イタリア・ローマ)
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