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サレジオ会 日本管区 Salesians of Don Bosco

海外からのニュース:バチカン-ヨハネ・パウロ2世列福準備


(ANS-バチカン市国)-4月5日の記者会見で、神のしもべヨハネ・パウロ二世列福の準備・計画について発表が行われた。世界的に関心を集めるこの行事では、サレジオ家族が重要な技術的貢献を果たすことになる。新しいメディア技術を通して、世界中の若者たちが祝祭に参加することが容易になった。

5月1日日曜日に予定されているヨハネ・パウロ二世の列福は、ローマの街中で行われるさまざまな取り組みや行事をもって祝われる。4月30日土曜日には、チルコ・マッシモ(古代競技場跡)で夕の祈りが行われ、バチカン・テレビによって生中継される。その技術的なサービスは、トリノの「Missioni Don Bosco‐メディア・センター」が提供。この集いではいくつかの講話の後、ヨハネ・パウロ二世がロザリオの祈りに加えた光の玄義を黙想しながらロザリオが唱えられる。最後に使徒宮殿と中継で結び、ベネディクト十六世のあいさつがある。

土曜日の夜には、そのほか、ローマ中心部のさまざまな教会で祈りの集いが行われ、その後、教会は終夜開放される。日曜日には、サン・ピエトロ広場で教皇ベネディクト十六世が午前10時から列福ミサを執り行う。5月2日月曜日には、やはりサン・ピエトロ広場で、バチカン国務長官タルチジオ・ベルトーネ枢機卿SDBが感謝のミサを捧げる。

昨日の記者会見で、ローマ教区コミュニケーション事務局局長ワルター・インセーロ神父は、ウェブページPope2youの活用に触れ、ヨハネ・パウロ二世列福のセクションが特別に設けられ、ツイッターやフェイスブック、バチカン・ラジオのホームページに直接リンクしていて、ヨハネ・パウロ二世のビデオやあいさつ・講話などが見られることを紹介。

また、Pope2youでは、教皇の若者たちとの出会いにまつわる思い出、体験、感じたことなどを分かち合うため、さまざまな言語でデジタル・ポスト・カードを送ることができる。写真やビデオのやり取りをし、ライブ・ストリームで式典を見ることもできる。

若者をターゲットにしたPope2youプロジェクトも、ローマのボランティアの若者たちによって運営されている。