2012年12月28日（金）から31日（月）までの間、サレジオ会日本管区と韓国管区の叙階五年までの司祭の研修が韓国ソウルにて行われた。日本管区において叙階から五年内の司祭は大変少ないので数人の先輩若手司祭がたが同行してくださった。

テーマは「東アジアにおける予防教育法、特に韓国と日本の体験の中で」というものであった。テーマに沿った分かち合いがそんなにできたとは思えないが（最後の分かち合いを前に私は帰国しなければならなかったというのもあるが…）、韓国管区のいくつかの支部を訪問した中で彼らがどのようにドンボスコの予防教育法を実践し青少年を助けようとしているかを見せていただいた。ソウル市からの委託事業としてのシェルターやデジョンの青少年センターには個人的にずいぶん刺激を受けた。

また、韓国の殉教者を称えた巡礼地や朝鮮王朝時代の王宮も見学し、日本人として考えさせられた。

これらに加え、本場の韓国料理や韓国サウナまで堪能させていただき、実に充実した3日間であった。一番の問題はあまりにも寒いということであったが、おかげで日本に帰ってからは全く寒さを感じないという嬉しい副産物もあった。

なにはともあれ、元気をいただいた。兄弟としてもてなしてくださった韓国管区の会員たちに心から感謝したい。（Fr.D.K)