日本管区設立75周年にあたり宮崎で院長会議開催
75年前、1937年12月20日、サレジオ会日本管区は教会法によって正式に設立されました。
チマッティ神父はその知らせを翌1月29日に受け、2月22日に会員にあてた手紙でその事実を伝えました。(今とくらべ、当時の通信はゆっくりでした!)
それは、チマッティ神父率いる最初の宣教団が日本に到着してから、わずか11年後のことでした。
今年2012年9月、チャーベス総長はこの記念を祝うため、日本を訪れました。
1926年に来日したサレジオ会員たちは、宮崎の地で事業を始めました。宮崎は、日本におけるドン・ボスコの子らの揺籃の地と見ることのできる町です。
そのため、今年の院長会議は、11月30日から12月1日にかけて宮崎で行われました。
1日目は、次期管区会議の主な議題について考察が行われました。現代の日本で、いかにして若者のための神秘家・預言者・仕える人となるかについてでした。会員たちはすでに、準備委員会の用意したアンケートに回答することによって管区会議に参加しています。
2日目、院長たちは管区の具体的な問題について話し合いました。一行は、院長会議のしめくくりとして、初期サレジオ会員たちが戦前に働いていた場所やイエスのカリタス会誕生の地などを訪れました。
(austraLasia #3165)