日本で働くベトナムの若者、霊的な糧を求めて
(Boscolink – 2019年12月26日)
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日本に暮らすベトナムの若者のうちにイエスと出会う
By 春山ミカエルラップ, 日本管区副管区長
世界中の何百万という移民や難民の人びとと同じ運命を、イエスの家族皆が体験します。私たちはEAO東アジア‐オセアニアの多くの国で、世界各地からの移住労働者に出会います。日本では、ベトナムからの若い移住労働者流入の現象がますます見られるようになっています。推計で、すでに30万人の就労者と学生が、現在日本で暮らしています。
移住者のための奉仕職にたずさわる全16教区と主要修道会が参加した、第1回全国カトリック会議(2018年3月-AustraLasia news 4670)後、サレジオ家族も使徒職のこの分野により組織的に関わることになりました。推計によると、日本に暮らすベトナム人のうち約2万人がカトリック信者です。
サレジオ会の小教区にも、日本で働いたり勉強したりしているベトナム人が来ています。東京の調布共同体は、すでに霊的な支えを提供するためにより組織的に取り組んでおり、ベトナム‐モンゴル管区(VIE)は最近、この奉仕職のため、サレジオ会修道士を日本に派遣しました。多くの若いベトナム人が、私たちの新司祭、ヨハネ・フー神父の司祭叙階式に参列しました。クリスマスを迎える今、私は長崎の前田神父が司牧する愛野教会に来ています。愛野・島原周辺で働くベトナム人の若者のため、1日の集いを行うためです。クリスマスのご降誕の場面についての教皇フランシスコのすばらしい書簡、「Admirabile Signum」を共に分かち合い、ゆるしの秘跡にあずかれるように助けます。日本で働く若いベトナム人たちは、実に霊的な糧を渇き求めているのです!