新刊 New「こころにひかりを」のご案内
このたび、コンプリ師の著書「New こころにひかりを」が出版されることになりました。以下本書にある著者の「まえがき」を紹介します。
NEW『こころにひかりを』は、若者も大人も楽しく読めるカトリック入門書をねらいとしています。
ところで、なぜ「NEW」が出版されるのでしょうか?それは、時代が進んできたからです。本書の初版は1987年9月、『新共同訳聖書』と同じ月に出版されました。それから24年間、多くの方が本書を読んでカトリックの教えを学び、増刷も17回を数えるほどになりました。私もこの本を使って入門講座を指導し、参加者の反応をよくみてきました。その後、2002年に日本語訳の『カトリック教会のカテキズム』(教会公式の教え、900ページ近い本)が出版され、2010年には『カトリック教会のカテキズム要約』(598の問答からなる明快なまとめ)も出版されました。両方ともとても貴重であり、たいへん参考になるカトリックの教えのまとめですが、おそらく、初めてキリスト教にふれる人や若者にとっては、楽に読める本ではないかも知れません。
このNEW『こころにひかりを』は、基本的に前版と同様の目次構成ですが、さらに若者にも大人のみなさんにも楽しく読んでいただけるように、より適切な表現とわかりやすい説明を心がけ、大幅に加筆修正しています。また、以前よりも聖書の内容をふんだんに紹介し、聖書を基本とする内容であることに、みなさんもお気づきになるでしょう。
聖書の引用は、本書の目的をふまえ、箇所に応じてわかりやすい訳を採用しました。好評だったイタリアのデル・ヴァリオさんのイラストも半分ほど差し替えました。今度は、天使と悪魔と一緒にドン・ボスコも登場します。作者は、ナポリのドン・ボスコのオラトリオ(ユースセンター)で学び、ドン・ボスコに親しんでいる方です。心から感謝いたします。
この改訂にあたり、貴重な助言をくださった多くの方に、心から感謝しながら、お読みになるみなさんの上に聖霊の照らしを祈ります。
ガエタノ・コンプリ神父
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