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サレジオ会 日本管区 Salesians of Don Bosco

平和!


希望と信仰をもって教皇の呼びかけに応えよう

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 27日日曜日のお告げの祈りで、フランシスコ教皇は新たに平和を訴えた:「戦争ですべてが失われること、平和では何も失われないことを思い出してください。」サレジオ会総長アンヘル・フェルナンデス神父はサレジオ家族にあてた手紙で、教皇の訴えに希望と信仰をもって応えようと呼びかけた。
 フランシスコ教皇は第一次世界大戦の100周年にあたるこの日、次のように語った。「私たちは歴史から学び、忍耐と勇気ある対話を通して平和の要求に応えなければなりません。……特に、希望と未来を奪われた子どもたちのことを思います。亡くなった子どもたち、傷ついた子どもたち、親を失い、紛争が終わった後も、笑顔を失った子どもたちを思います。戦争が決してありませんように!」
 教皇の言葉に触発され、フェルナンデス総長は全サレジオ家族にあてて呼びかけた:
 「愛するサレジオ家族の皆さん、愛する若者の皆さん、
 昨日、教皇様は、痛み、信仰、希望に満ちた、心からの訴えかけをされました。私はその言葉に心を打たれました。『もう止めるときです。お願いです、止めてください、心の底からお願いします、止めてください。』世界中の善意の人はほとんど皆、同じように願っていると確信します。
 確かなのは、戦争はすべてを奪い、平和はあらゆる益をもたらしてくれるということなのです! フランシスコ教皇は、命も、あらゆる希望も奪われた子どもたちにはっきりと言及されています。戦争は、……最も無防備な子どもたちにとって、すべての終わりです。
 世界中でサレジオのカリスマを生きる兄弟姉妹の皆さん、教皇様の祈りに心を合わせるよう、お願いします。主が、今行われている戦争を終わらせる決定権のある人々を含め、すべての人の心に触れてくださるよう、まことの信仰をもって祈りましょう。いつも平和を運び、平和を築く者となる恵みを、神がくださいますように。この大きな痛みが、復活の主の新しい命へと変えられるよう、祈りましょう。私たちがいつも平和のために力を尽くしますように、最も苦しむ子ども、若者たちのために祈ります。主が私たちを希望で照らしつづけてくださいますように。兄弟の抱擁とともに。」

総長 アンヘル・フェルナンデス・アルティメ神父

(ANS – ローマ 2014年7月28日)
http://www.infoans.org/1.asp?sez=1&doc=11139&Lingua=2