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サレジオ会 日本管区 Salesians of Don Bosco

君たちのために私は学ぶ、自分のすべてをささげる!


 

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(Boscolink 2016年9月19日 アフリカ東管区‐タンザニア モシ‐ドン・ボスコ・ポストノビス養成支部)
http://www.bosco.link/index.php?mid=webzine&page=5&document_srl=16495

 

君たちのために私は学ぶ、自分のすべてをささげる!
南スーダンの日本人宣教師 森戸千尋神学生

 モシ(タンザニア)の国際養成支部で学ぶ75人の若いサレジオ会員、ポストノビスの中に、一人の日本人宣教師がいる。
(関連記事:AustraLasia 3766; http://www.bosco.link/index.php?document_srl=7559&mid=webzine#comment_8120

 森戸千尋神学生は現在、哲学3年生‐教育学コースで学ぶ、アフリカ人サレジオ会員の大群衆の中の、唯一のアジア人サレジオ会員。日本と東アジア‐オセアニア地域の若いサレジオ会員にメッセージを伝えられる機会を喜んでいる:

 「モシからこんにちは、皆さんのご親切と私の召命に対する配慮を心から感謝します。今年、日本管区も二人の修練生がいると聞いて大変うれしいです。私はとても元気です。これまでのところ、すべて順調にいっていることを神様に感謝します。お話ししたいことはたくさんあるのですが、今日は一つのことだけ分かち合わせてください。

 ご存知のように、私はアフリカ東管区(AFE)の南スーダン委任地区に所属していて、ここには、特に今も続く終わりの見えない内戦状況の中、多くの貧しい若者、ストリートチルドレン、少年兵がいます。

 私は一生懸命音楽を学んでいます。将来、子どもたちと一緒に音楽バンドを組織し、寄付を集めるため世界中を旅しようと計画しているからです。そのようにして、可能であれば、貧しくて学校に行けない南スーダンの子どもたちの学費をまかないたいと願っています。私たちの使う楽器は高価な普通のものではなく、スラムの廃材から作るリサイクル楽器です。

 パラグアイで同じ経験をしているグループがあると聞きました。今度休暇で日本に帰る前にそこに立ち寄りたいと思っています。これがわたしの夢で、すでに長上にも話しました。

 今ある世の中に対して、私たちは常に流れに逆らう価値を差し出さなければならないと思います。それは人々がキリストと共に成長するのを助けるものです。もし、アフリカも先進国と同じ方向に向かっているならば、私は大変悲しいです。

 また、通りでジャグリングの曲芸や手品をしている大道芸人に弟子入りすることも考えています。

 日本に帰るたびに、街に出かけ、大道芸人がどのように曲芸を演じているかを見に行きます。ジャグリングやいくつかの手品を彼らから教わりましたが、将来の実地課程のときの奉仕職のために、もっとおぼえたいと思います。

 自分がアフリカのチマッティ神父になれるかどうかはわかりませんが、日々成長できるように、私のためにお祈りください。

 ドン・ボスコのうちに。

森戸千尋神学生

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