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サレジオ会 日本管区 Salesians of Don Bosco

ローマ本部 女性への暴力に終止符を打つために


 

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 (ANS – 2015年11月25日 ローマ) 

http://www.infoans.org/1.asp?sez=1&sotSez=13&doc=13787&Lingua=2

 

 毎年11月25日は、国連総会が定めた「女性に対する暴力撤廃の国際デー」。社会、教会への女性の貢献は、女性が尊重され、権利が守られるとき、はじめて十分に活かされる。しかし残念ながら、女性は世界各地で、兄弟、父親、周囲の男性による身体的・性的・心理的暴力の犠牲になり、すべての人が呼ばれている愛と人の尊厳を守るという生き方と全く相いれない状況に置かれている。

 ドン・ボスコによって創立されたサレジオ家族は、フランシスコ教皇が語ったように、「マンマ・マルゲリータなしには理解でき」ない。したがって女性の保護と向上、権利の行使を強く推し進めている。

 例えばシエラレオネでサレジオ会は、暴力の犠牲となった少女たちの避難所を運営。少女たちは保護を受け見守られながらトラウマを乗り越え、人生を立て直そうとしている。

 インドで無原罪のキリスト者の扶け聖マリア・カテキスタ姉妹会(SMI, サレジオ家族の17番目の会)は、カルカッタの売春宿への警察の強制捜索に同行し、女性や少女たちを犯罪者の魔の手から救い出している。

 サレジオ会とサレジアン・シスターズの声は国連機関にも届けられ、この社会的悲惨に対して他の団体と共に闘うため、協力関係を築く努力が行われている。

 女性が犠牲となる暴力の悪循環を断つため、サレジオ家族のさまざまな会は女性の教育、女性による収益事業、女性の権利意識向上のための活動、女性リーダーの養成など、世界規模の働きも展開している。