ローマ サレジオ家族霊性週間開催
(Boscolink – 2017年1月21日 ローマ総本部)
http://www.bosco.link/index.php?document_srl=19487&mid=webzine
2017年1月19日、サレジオ会ローマ総本部で、第35回サレジオ家族霊性週間が始まった。4日間の行事には370人以上のサレジオ家族メンバー、ドン・ボスコの友人たち(まだ正式に所属していないグループ)が参加、その中でEAOからの参加者がおそらく最も多くなった。タイから2人のSIHM(マリアの無原罪のみ心姉妹会)のシスター、日本から1人のサレジオ会員、総長シスター・テレジア古木と総評議員を含むイエスのカリタス会の11人のシスターがアルゼンチン、イタリア、日本、韓国から参加した。
私たちは家族! - 総長の導きとサレジオ家族事務局(担当エウセビオ・ムニョス神父)の運営のもと、参加者は2017年のストレンナ「家庭は命と愛の学び舎」について祈り、吸収し、深め、分かち合った。いつものように講話があり、フアン=ホセ・バルトロメ神父が「イエスのナザレの家庭の体験」、ファビオ・アッタール神父が「青少年司牧と家庭」、アンドレア・ボッツォーロ神父が「教会、家庭、教育‐Amoris Laetitia(使徒的勧告『愛のよろこび』)のサレジオ的読み方」と題して講演した。
参加者に最も好評だったのは、家庭に奉仕する草の根教育‐司牧体験の話とグループでの分かち合い(言語やサレジオ家族のグループごとに)で、前回までの霊性週間よりも多くの時間があてられた。実に、家庭司牧に最もよく取り組んでいるのはサレジオ家族の信徒の会‐サレジアニ・コオペラトーリ(スロバキア、スペイン、イタリアから成功している実践例の分かち合い)と、サレジオ精神に触発されこの奉仕にたずさわるNGOである。
2日目(1月20日)、朝の祈りをイエスのカリタス会のシスターたちがリードした。17の異なる言語の中で、英語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、フランス語、ポーランド語、スロバキア語以外の言葉で、日本語と韓国語が際立つひとときだった。
その日のボナノッテでマザー・イヴォンヌ・ランゴア(サレジアン・シスターズ総長)は、サレジオのカリスマを地方教会、社会と分かち合う私たちの責務について、そして教会の歴史の中の挑戦を投げかけるこの時に、若者と家庭に耳を傾けるすばらしい機会について、抱いている確信を情熱的に語った。実に、次回のシノドス(2018年‐若者、信仰と召命の識別)は、サレジオ家族にとって、世界の全カトリック共同体の歩みに貢献するすばらしい機会となるだろう。
2017 SF Spirituality Days (35th edition)の資料(BOSCOLINK):
http://www.bosco.link/index.php?document_srl=19441&mid=resource