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サレジオ会 日本管区 Salesians of Don Bosco

ロシア シベリアのカトリック共同体創設に感謝


 

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(ANS – 2017年10月3日 ロシア・ヤクーツク)
http://www.infoans.org/en/sections/news/item/4081-russia-gratitude-for-establishing-catholic-community-in-remote-siberia

 サレジオ会総長がスロバキアの2万5千人の信徒、サレジオ家族と共に福者ティトゥス・ゼマンの列福を祝ったスロバキアのブラチスラバから9千キロ以上離れた地で、4人のサレジオ会員から成る小さな共同体(パヴォル・ミハルカ院長)がヤクーツクのカトリック共同体の銀祝を祝った。ヤクーツクの聖霊教会に、カトリック信徒と、共に祝う友人たち150人が集った。

 25周年の祝いは小教区教会で午前11時のミサから始まった。2009年に献堂された教会で、地域顧問ヴァツラフ・クレメンテ神父がロシア語でミサを司式した。クレメンテ神父は総長に代わり、サレジオ会と小教区の共同体に祝いの言葉を述べた。また、これまでの25年間、ヤクーツクで働いてきた宣教師、そしてヤクーツクの信徒、ドン・ボスコとカトリック共同体を温かく迎え、その成長に関わってきた友人、皆に感謝を表した。

 ミサの後には、サレジオ会修道院でもある近くのドン・ボスコ・ユースセンターで、家庭的な食事会が催された。150人の参加者の中には、ロシア人、ヤクート人の小さな子どものいる家族、フィリピンからの家事労働者、その他の国籍の人々がいた。まさに聖霊降臨のような昼食会は、信徒の皆が協力して準備された。

 午後には、音楽の演奏があり、この小さな小教区共同体の創設に携わったヨゼフ・トス神父(アルダン)、ヤクーツクとアルダンの信徒たちが体験を分かち合った。教会の若者たちと、地元のオルガニストの友人である多くの音楽家たちが、このすばらしい感謝のひと時を盛り上げた。プロテスタント諸教会の牧師たちを含む友人たちの参加と分かち合いにより、さらに忘れがたいひと時となった。最後に、主任司祭マリアン・ペシアル神父が、心を高揚させるこの祝いに貢献してくれた皆に感謝を表した。

 1992年以来、スロバキアから約25人のサレジオ会員と120人の信徒宣教ボランティアが、この地の果てに教会を建てるため、人生の何年かを分かち合ってきた。アルダンでのヨゼフ・プラヴダ神父による開拓時代から今に至るまで、広い地域に少ない人口が散らばっている、550キロ離れたヤクーツクとアルダンの間のこの土地で、約500人が洗礼を受けた。実際、“近隣の”シベリアの小教区は、1500キロから2000キロも離れている。言うまでもなく、宣教活動のために最も挑戦を要する環境だ。

 サレジオ会共同体はスロバキア(管区長ジョゼフ・イズゴルド神父)からの4人の宣教司祭から成る。4人は、初めてスロバキア人でない2人の宣教師を迎えるのを楽しみにしている。二人はブルンジ、そしてインドの出身、ヴァルドッコでの第148回宣教派遣で宣教の十字架を受け、数週間後に到着する予定である。

 

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