ヤマハ発動機とサレジオ会、若者のために手を結ぶ
2014年7月17日、コルカタ初のヤマハ訓練センターが、ドン・ボスコ技術訓練校内に開設された。これは、よく知られているヤマハ発動機・インディアとサレジオ会が手を結び、実現したもの。それぞれの専門得意分野をもって協力し、恵まれない若者に技術訓練の機会を提供する。
センターの開所式は、サレジオ会コルカタ管区管区長ゴメス神父とヤマハ発動機・インディア・セールスの社長浅野正樹氏を迎え、サレジオ的な雰囲気の中、行われた。訓練が行われる教室でのゴメス神父と浅野社長によるリボンカットの後、教室が祝別され、参加者はプロジェクトへの神の助けを祈った。
浅野氏は、何の技術も身につけていない多くの若者が失業に追いやられ、国の発展をはばむ要因になっている現状への憂慮を示し、ヤマハがドン・ボスコと手を結んだのは、「弱い立場にある失業した若者に機会を提供し、産業基準に達する2輪車の修理、サービスの就職に向けた技術訓練を行うことにより、まさにこの問題に取り組むためです」と語った。
センターのコースを修了すると、生徒たちはヤマハ技術アカデミーから修了証書を受け、ドン・ボスコ技術訓練校が彼らの就職を支援することになる。
(ANS – インド・リルア 2014年7月29日)
http://www.infoans.org/1.asp?sez=1&sotsez=13&doc=11142&lingua=2