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サレジオ会 日本管区 Salesians of Don Bosco

メキシコ 再びの激しい地震 サレジオ会、緊急支援を開始


 

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写真提供: Prelatura Mixes 

(ANS – 2017年9月20日 メキシコ・メキシコシティー)
http://www.infoans.org/en/sections/news/item/4009-mexico-a-new-violent-earthquake-shakes-mexico-salesians-begin-to-organize-relief

 2017年9月19日にメキシコを襲ったマグニチュード7.1の地震は、20日朝の防災課発表によると217人の犠牲者を出した。倒壊した建物の中に閉じ込められた人が数多くいる可能性が高く、この数は増えると思われる。

 メキシコの全国防災コーディネーター、ルイス=フェリペ・プエンテは、犠牲者の数はメキシコシティーで86人、モレロスで71人、プエブラで43人、メキシコ州で12人、ゲレッロで4人、オアハカで1人に上ると述べた。

 残念ながら、エンリケ・レブサメン校の倒壊により、少なくとも25人の子どもたちが地震の犠牲となった。現在、生存者の探索が行われている。

 地震が起きてからまもなく、メキシコの2つの管区の管区長、メヒコ‐グァダラハラ管区のウーゴ・オロスコ=サンチェス神父とメヒコ‐メヒコ管区のガビーノ・エルナンデス=パレタ神父はメキシコ全体のサレジオ会員とサレジオ会の拠点の状況について声明を出し、人的被害はないこと、物的被害については後日、報告することを伝えた。

 メヒコ‐メヒコ管区副管区長のイグナシオ・オカンポ=ウリベ神父は声明を出し、次のように述べた。「地震が起きてから、すべての共同体と連絡を取ることができました。神に感謝、私たちの兄弟会員、協働者、善をなす事業の対象者たちは皆、無事です。一部の事業所が被害を受けていることはわかっています。落ち着きがあるように、事業所の被害を確認するための適切な分析が行われるように、誰にも危険が及ばないように、皆さんにお祈りをお願いするよう、(現在、イタリア、トリノにいる)管区長から頼まれました。」

 イグナシオ神父は、この大災害のために祈りを呼びかけた。「特に被災した人々のため、そして救援のためにたゆみなく働く人々のためにお祈りください。人々が平安、なぐさめ、希望のあかしとなれるように。母として守ってくださるグァダルーペの聖母に感謝をささげます、そして犠牲者のために聖母の取りなしを願います。」

 サレジオ会の拠点はこれから、物的支援のみならず、平安と落ち着きを失った多くの人々のために、何よりも精神的、人間的な支えを差し出すために惜しみなく働くことになる。