ミャンマー シポーの修練準備期養成の家
(Boscolink – 2016年8月2日 ミャンマー・シポー)
By ボスコ・アイ・リアン・タン神父, SDB
急速に開かれていく私たちの国の急激な変化は、修練準備期にも反映しています。ここ、北シャン州、シポー市にある私たちの共同体には、7人のサレジオ会員 ― 4人の司祭、1人の修道士、実地課程の2人の神学生がいます。たった10年前には、修練準備期の2年のコースには40‐50人の修練準備期生がいました。しかし今年は、2年目に5人、1年目に6人です。
この小さな観光の町にある、私たちのドン・ボスコ教会(100家族、5つの出張所)と修練準備期の養成支部は26年前に創設されました。良い環境に立地し、志願者にとって学術的養成、特に英語の勉強を強化する機会に恵まれています。さらに、40人余りの寮生の少年たちと関わることができ(教会は養成支部から徒歩数分)、また近くのサレジオ会の農場で農作業の労働にたずさわることもできます。
最近は、以前のようにアニサカン神学院から直接来る修練準備期生は少なく、さまざまなところから来ています。多くがカチン、あるいはチンという少数民族の出身です。今年は、半数近くがヤンゴンから、1人がワ地方から来ています。16‐17歳の修練準備期生のうち何人かでも、2017年5月、アニサカンのミャンマー最初の支部にある修練院に入ることが期待されます。
最近の特別視察中、私たちの共同体が管区の召命文化の成長に貢献する可能性を持っていることに、私たちは気づきました。召命の話を分かち合い、召命司牧の必要性について語ることによってです。おそらく、待っているだけで少年たちがやって来て私たちに加わるという以前のやり方は続けられないでしょう。物質主義的環境と召命への家族の支えが弱まっていることは、すでにミャンマーのカトリックの若者に影響を及ぼしています。そのため、私たちはイエスのみ心に祈り、新たな創意に満ちた方法を見つけ出そうとしています、目覚めるために!