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サレジオ会 日本管区 Salesians of Don Bosco

総長書簡・ビデオメッセージ ADMA150周年


 


(ANS – 2019年4月17日 ローマ総本部)
http://www.infoans.org/en/sections/news/item/7815-rmg-adma-s-150th-video-message-of-the-rector-major

 扶助者聖マリアの会(ADMA)創立150周年にあたり、サレジオ会総長アンヘル・フェルナンデス・アルティメ神父はADMAの会員と全サレジオ家族に向け、あいさつとメッセージを送りました。その中で総長は、サレジオの霊性における聖体とキリスト者の扶けへのゆだねの重要性に光をあてています。

 象徴的に、総長はローマのサクロクオーレ(イエスの聖心)大聖堂、キリスト者の扶け聖マリアの祭壇の前からメッセージを発しています。ドン・ボスコがその祭壇で、マリアの導きと加護によって自分の使命が果たされたことを確認したと、総長は思い起こしています。

 総長はメッセージの終わりに、この記念の年にあたって総長書簡が出されることを発表し、2019年11月10日から17日にかけてアルゼンチンのブエノスアイレスで第8回扶助者聖マリア国際大会が開催されることを述べています。

★総長書簡は、下記リンクからダウンロードできます。
総長書簡2019年4月18日「ゆだね、信頼し、ほほえもう! 扶助者聖マリアの会(ADMA)創立150周年にあたって」(日本語版PDF)

★総長ビデオ・メッセージは、YouTubeのANS Channelで視聴できます。

Message of the Rector Major for the 150th anniversary of ADMA(YouTube 約5分)
https://youtu.be/B47IjLPnkMw

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 世界のサレジオ家族の兄弟姉妹の皆さん、この枝の主日、皆さんに親しさをこめ、あいさつを送ります。今日、ごあいさつするのは、4日後、聖木曜日に、私たちが現在「扶助者聖マリアの会」と呼ぶ会の創立150周年が祝われるからです。創立当時はキリスト者の扶け聖マリア大信心会と呼ばれていました。

 創立の文書には、我らが愛する父ドン・ボスコの言葉があります。

 「トリノのキリスト者の扶けマリアにささげられた教会で、トリノ大司教認可のもと、教会法にのっとり、マリアに拠り頼む人びとの会が創立された;その会員は、救い主の聖なる母の加護を人生において、特に臨終の時において頂くため、聖母の栄光を促進することを目指す。会には特に二つの目的がある:聖母への信心を広めること、そして聖体におられるイエスの崇敬である。」

 「カトリック読書」のこのメッセージを伝える言葉を読むのは、私たちが祝っているものがすばらしいものだと語る機会であるからです。今、引用した言葉は全サレジオ家族にあてた書簡のはじめに紹介するものですが、今日は、この場所から、イエスの聖心大聖堂のキリスト者の扶け聖マリアの祭壇から、皆さんにごあいさつしたいのです。

 この祭壇を、私は「ドン・ボスコの涙と嗚咽」の祭壇と呼んでいます、なぜなら、ここでドン・ボスコは、自分の人生が何であったかを明かされたからです。ドン・ボスコの人生のすべては、疑いようもなく、主が共におられた道のりであり、主は常に、御母の類ない、特別な加護をもってドン・ボスコを導かれたのです。

 ドン・ボスコがいつも言っていたように、「マリアがすべてをなされた」からです。今日、私が申し上げたいのは、全サレジオ世界、サレジオ家族、ADMAの正式な800のグループにとって意味深いこの150年に、おめでとう、ということです。

 また、ドン・ボスコが提案したことを果たすよう、皆さんを招きます:私たちの母、キリスト者の扶け聖マリアへの信心を広めましょう。聖体とこの私たちの母は、私たち一人ひとりの人生、サレジオ家族、教会を支える2つの大いなる柱であるという確信をもって。

 この機会に全サレジオ家族に思い起こしてもらいたいと思います。扶助者聖マリアの会の導きのもと、今年の終わりにアルゼンチンのブエノスアイレスで、扶助者聖マリア国際大会が開催されます。大会では、愛する兄弟姉妹の皆さん、マリアが皆さんの信仰の模範として提示されます。

 キリスト者の扶け聖マリアのみ前で、私の親しさをこめたあいさつ、力づけの言葉、祈りを、皆さん一人ひとり、サレジオ家族の各会、家庭、共同体に送ります。

 またお会いするときまで!

 

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ADMA扶助者聖マリアの会のデータ

キリスト者の扶け聖マリア信心会(現ADMA扶助者聖マリアの会)は、1869年4月18日に創立。トリノのアレッサンドロ・オッタヴィアーニ・リッカルディ大司教が教会法に則った同会の設立を発布。
ドン・ボスコが創立したサレジオ家族の2番目の会。
現在、会員数は10万人。
世界50か国、世界各地に800のグループがある。
会長はレナート・ヴァレラ。ADMAの世界レベル担当者はピエル=ルイジ・カメローニ神父(サレジオ会)

(ANS – 2019年4月 ローマ総本部)
http://www.infoans.org/en/sections/good-to-know/item/7820-adma-some-data-to-remember-on-the-occasion-of-the-150th-anniversary-of-the-foundation