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サレジオ会 日本管区 Salesians of Don Bosco

バングラデシュ 病人のための施設を


 

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 (ANS – 2016年8月17日 バングラデシュ・ロキクル)
http://www.infoans.org/en/sections/news/item/1561-bangladesh-a-foundation-for-the-sick-is-needed


 バングラデシュは、対照やパラドックスに満ちている。夏、気温が45度に達することがある一方、冬は5度にまで下がる。大変貧しい国でありながら、対照的な豊かさがある。金持ちが特権を享受する一方、残りの人々は電気のない村で、土の家に住む。サレジオ会がこの国に来て6年。ウトライルとロキクルに2つの宣教事業、そしてジョイプラトに1つの拠点がある。2つの事業で5人の会員、インド出身の4人とポーランド出身の1人が働いている。

 ロキクルはバングラデシュの北東部のナオンガオン地区、ガンジス川から70キロほどのところにあり、ラジシャヒ教区に属する。この地域の貧困は顕著で、多くの家族が貧しさのうちに暮らしている。教会の信徒の中には、最貧区に住む人々もいる。栄養不良、不衛生、病気、医師不足から、多くの問題が生じる。食べ物を買う十分なお金も、必要なときに薬を買う余裕も人々にはない。その結果、病気を患う多くの人が宣教師たちの助けと支えを求める。

 ロキクルのサレジオ会の宣教拠点には、患者たちが応急処置を受ける診療所がある。しかし、患者の多くは専門的治療を必要としている。診療所を運営するサレジオ会は、必要があれば病人をラジシャヒの病院に送るが、多くの場合、患者に断られる。費用をまかなえないからである。

 住民の置かれている状況、多くの人が病気の治療を受けられないことから、サレジオ会は病人を支援する施設を小教区に開設することを決めた。診療や薬の購入のため、施設は財政支援を必要としている。

 「愛徳のない教会は存在しません。貧しい人を助けなければなりません。人間が危険にさらされているのです」と教皇フランシスコは言う。私たちは、病人のための施設という夢の実現を助けなければならない。

 詳しくはサイトをご参照ください: http://misje.salezjanie.pl/