ニテロイ社会スポーツ学校、サッカー・スター を迎え開校
リオデジャネイロに近いニテロイ市のサレジオ会ユースセンターは7月6日、マドリッドのサレジオ宣教事務局とレアル・マドリード基金によってブラジルに開設された社会スポーツ学校の開校式を主催した。同校は、町の最も貧しい地区の約200人の子どもと十代から上の若者たちのために開設された。
開校式に参加した200人の子どもと若者たちにとって大きな驚きだったのは、レアル・マドリード所属のブラジル代表、最近、コンフェデレーション・カップでも優勝したマルセロ・ヴィエイラ・ダ・シルバ二世が参加し、あかしをしてくれたこと。
マルセロが来ることを知らなかった子どもたちは興奮からひとまず落ち着くと、カポエイラやマクレレなどの武術やダンスを披露、拍手を浴びた。
マルセロはいつものように笑顔で愛想よくサインや記念写真に応じ、子どもたちと一緒にダンスをし、パーカッション楽器を弾いたり、サッカーに興じたりした。同校は「平和のためのスポーツ」学校と命名された。
ニテロイ社会スポーツ学校プロジェクトは、授業時間外に子どもたちがサッカーをできるようにする。レアル・マドリード基金の「サッカーを楽しみ、教育する」プログラムの資格を持つコーチが指導する。200人の子どもたちは、勉強と食事の支援、定期的な健康診断、家庭や心理的な面の支援を受け、体操、工芸、カポエイラ、読書、社会教育などさまざまな社会的・教育的ワークショップ、また、健康、衛生、道徳教育、アルコール・タバコ・麻薬予防などさまざまなテーマの養成プログラムに参加することができる。
http://www.infoans.org/1.asp?sez=1&sotsez=13&doc=9418&lingua=2