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サレジオ会 日本管区 Salesians of Don Bosco

チャーベス総長メッセージ「教皇様、ありがとう」


「教皇様、ありがとう、

あなたは教会と現代世界へのまことに神の贈りものです」

 

 28日夕、ベネディクト十六世がカステルガンドルフォに到着されると、総長パスクアール・チャーベス・ビラヌエバ神父はサレジオ会とサレジオ家族にあててメッセージを発信した。以下はその全文。

 

兄弟姉妹の皆さん、全サレジオ家族の皆さん、ドン・ボスコの友人の皆さん、

 

今日、教皇ベネディクト十六世が、8年前に託されたペトロの奉仕職を退位されたことにより、ペトロの使徒座は空位となりました。

私たち全世界のドン・ボスコの家族は、愛する教皇様の果たされた勇気ある奉仕に深く感謝し、絶えざる祈りをもって、教皇様ご自身が願われたように、心から、共感と信心をもって教皇様と共にありたいと思います。

私たち家族にたびたび慈しみと愛情を示してくださった教皇ベネディクト十六世は、教会と現代世界へのまことに神の贈りものでした。別れのあいさつで教皇様は、神様が眠っておられるかのように思われる時でさえ、独りだと感じたことは一度もなかったと語られました。決してお独りにはならないと、私たちは再び申し上げたいと思います。ベネディクト十六世の見事な教導と忘れがたい存在は、いつまでも私たちの心に残るからです。歴史は教皇様の偉大な人間性、知的活力、深い霊的生活、キリストへの全面的な愛、教会と世界へのすばらしい奉仕を明らかにするでしょう。

神の教会はみなしごになったのではありません。教会の頭、主イエスと、なぐさめ主Paracleteである神の霊は、絶えず教会をつかさどり、導かれます。

使徒たちと生活、祈りを共にされたマリアと共に、み心にかなう新たな牧者を神が与えてくださることを信頼と平安のうちに待ちながら、心からの祈りを共に捧げましょう。

四旬節に神のみことばが私たちに呼びかける回心が、この恵みを願い求める最良の道でありますように。

心をこめて。ミサのときに皆さんを思い出すことをお約束しつつ。

 

2013年2月28日 ローマ

 

総長パスクアール・チャーベス・V, SDB

 

ANS‐ローマ 2013228

http://www.infoans.org/1.asp?sez=1&sotsez=13&doc=8933&lingua=2