ソロモン諸島 農業訓練センターで誕生日を喜び祝う
(Boscolink – 2016年5月2日 ソロモン諸島・テテレ)
東アジア・オセアニア(EAO)地域で最も幸せな農業訓練センターは、首都ホニアラから20キロ離れたテテレに見いだせるのではないかと思います。よく知られているソロモン諸島のニックネーム、「幸せな島々」はとても的を射た名前です。
私たち3人のサレジオ会員(院長アルベルト・レオン神父)は、王であるキリスト教会と村々の巡回教会、ドン・ボスコ農業訓練センター(RTC. 毎年200人の寮生を受け入れている)のすばらしいミッションをゆだねられています。
残念ながら、RTCで学ぶ少年少女たちの多くは自分の誕生日を知りません! 誕生日を祝うという経験がないため、サレジオ会員が祝う日を決めてあげることがあります(!?)。
毎月一回、誕生日を祝う一人ひとりが歌や踊りを上演し、祝います。今月も歌のコンペがあり、写真からわかるように、生徒たちは情熱いっぱいです! 音楽のレッスンなど受けたことのない若者たちが、すばらしいギター演奏や歌を披露します。時々、この若者たちの状況について考えさせられます – 豊かな才能に恵まれながら、そのことに気づかず、ただ日々を過ごしている! もし気づくなら、その才能を開花させるため、もう少し教育を受けることができるなら……この国も、若者たちの人生も、大きく変わるでしょう!
このようなささやかな形で、ドン・ボスコの教育環境は、多くのソロモンの人々の人生を少し向上させるのに役立っています。どうぞ私たちのためにお祈りください、ドン・ボスコRTCの若者たちが私たちと共にいる2年間に成長しますように。まさに教育は、彼らの未来を開く鍵なのです!